[PCネタ] ビデオカード交換 その2
投稿日 : 2014年08月16日
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上:ZOTAC GeForce GTX 650 LP 1GB
下:MSI N750Ti TF 2GD5/OC
ファンの大きさや個数、カードの長さが全然違います。
・ファンサイズの比較:約45mmのファン1基と約100mmのファン2基
・カード長の比較:約153mmと約260mm
大人と子供ぐらいの差がありますね。
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ビデオカードの裏側。
ここで、MSI N750Ti TF 2GD5/OCのスペックを紹介します。
・NVIDIA GeForce GTX 750Ti搭載
・GPUアーキテクチャ:Maxwell
・製造プロセス:28nm
・外形寸法:250×128×37 mm(コネクター部含まず)
・バスインターフェース PCI Express 3.0 x16
・コアベースクロック:1,059MHz(Gaming Mode)
・ブーストクロック:1,137MHz(Gaming Mode)
・CUDAコア数:640基
・メモリタイプ:GDDR5
・メモリバス幅:128bit
・メモリクロック:5,400MHz
・ビデオメモリ:2GB
・TDP:60W
・補助電源:なし
・DVI、HDMI、VGA 映像出力端子装備
・DirectX 11.2に対応
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MSI N750Ti TF 2GD5/OCをパソコンに装着。前に装着していたZOTAC GeForce GTX 650 LP 1GBと比べると、かなり大きいです。
CPUクーラーとの距離を離す為に真ん中のPCI Express 3.0 x16のスロットに挿そうかと思いましたが、この位置の方がフロントファンからの風が当たりやすそうだったので、今回も上段のスロットに挿しました。
MSI N750Ti TF 2GD5/OCのカード長は250mmとありますが、実際はもうちょっとあります。PCケースの選択に注意。
私が使っているPCケースは「Define R4」で、3.5インチ内部ベイを装着していても295mmのスペースがあるので余裕でした(3.5インチ内部ベイを取り外すと435mm)。
http://www.ask-corp.jp/products/fractal-design/middle-pccase/define-r4.html
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こちらはMSI N750Ti TF 2GD5/OCを装着後のPCケースの背面。
ZOTAC GeForce GTX 650 LP 1GBは背面のスロットを一つ使用でしたが、MSI N750Ti TF 2GD5/OCは2スロット使います。
右端のHDMI端子が端に寄っている為、PCケースによってはHDMIケーブルが挿せないかも。
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ビデオカード交換後のWindows エクスペリエンス インデックスのグラフィックのスコアをチェック。
7.3→7.7にアップしました。
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GPU-Z 0.7.9の結果はこちら。
MSI Gaming Appを使い、OC Modeでスキャン。
ASICは73.0%、今度もハズレ個体かよorz
70%以下 大外れ
75%以下70%以上 ハズレ
80%以下75%以上 通常
85%以下80%以上 当たり
85%以上 大当たり
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ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編でベンチマーク。OC Modeです。
SCORE:5971
平均フレームレート:49.812
評価:とても快適
-とても快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質に設定しても、とても快適に動作すると思われます。
画面サイズ: 1920x1200
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード
グラフィック設定のプリセット: 最高品質
GPU MAX温度:50℃
(エアコンON 室温:28.0℃ 湿度:59%)
【ビデオカード交換前後の比較】
・SCORE:3342 → 5971
・平均フレームレート:27.695 → 49.812
・評価:やや快適 → とても快適
・GPUのMAX温度:70℃ → 50℃
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【MSI N750Ti TF 2GD5/OCのまとめ】
以前のビデオカード「ZOTAC GeForce GTX 650 LP 1GB」と比べるとよく冷え、アイドルの時点で10℃近く低いです。FF14ベンチの負荷中でもファンの回転数は940rpm前後とアイドル時とほとんど変わらずとても静か。静音と冷却を見事に両立しています。
3DゲームをフルHDの最高画質モードの60fps以上でバリバリ遊びたい人はGTX760以上をお勧めしますが、値段も消費電力も一気に跳ね上がります。そこまで求めないのであれば、コスパ(コストパフォーマンス)やワッパ(ワットパフォーマンス)が高いGTX750Tiの同製品がお得。
ビデオカードが約260mmと長いのが唯一の欠点ですが、もしギリギリ干渉してしまうようであれば、ちょっとだけ削る事が出来るようです(自己責任でお願いします)。
デザイン・冷却・静音・コスパ・ワッパ、どれも高いレベルでとても満足しています。ビデオカードのミドルローレンジを代表する鉄板機種と言えるでしょう。
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