ついに、今年もF1の季節がやってきました。
F1といえば、レースが乱れたときにすばやく登場するセーフティカーをご存じの方も
多いと思います。
しかし、サーキットのコース状況を見極めながら、絶妙なタイミングで走行する
セーフティカーの素性を知る方は少ないかもしれません。
(carviewニュース 2011年3月24日(木))
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SLSとC63AMG、今シーズンもF1で活躍
メルセデス・ベンツは、3月末に開幕するF1世界選手権2011シーズンで、昨年に引き続きSLS AMGがセーフティカーを、マイナーチェンジし新型となったC63 AMGエステートがメディカルカーを務めると発表した。
F1においてセーフティカーは、クラッシュが発生した際など、コース上にマシンがストップもしくはパーツが散乱し、それらを除去する必要がある場合や、激しい雨が降るなどコースが危険と判断された場合にコースインし、安全が確認されるまで隊列を整える役目を果たす。AMGは1996年のC36AMGを皮切りに15年に渡ってF1のセーフティカーとメディカルカーを担当している。
セーフティカーを務めるSLS AMGは、最高出力571psを発生する6.3リッターV8ユニットをはじめとするハイパフォーマンスぶりはそのままに、外観上ではF1ロゴが貼られたボディとルーフのTVカメラ付きパトライト等、セーフティカー専用装備を搭載。またオールカーボン製のフードは風洞により空力効果が高められ、リアには120km/hのでせり上がるスポイラーも装着されているほか、ナンバーに取り付けられた「SAFETY CAR」の文字は700個のLEDライトによって点灯する仕組みとなっている。
ドライバーを務めるのはDTMやFIA-GT選手権などでも活躍したベルント・マイレンダー氏で、彼はF1だけでなくGP2やポルシェ・スーパーカップといったサポートレースも担当。SLS AMGのポテンシャルもさることながら彼の腕前はかなりもので、ウエットコンディションではF1と遜色ないタイムでラップすることもあるほどだ。
一方、クラッシュ等でけが人が出たときに現場に急行するのがメディカルカーだ。このクルマの助手席にはFIA認定医師であるゲイリーハートシュタイン氏が乗り込み、緊急時には現場で手当を行う。また特に危険度が高いレースのオープニングラップではクラッシュ時にも迅速に対応できるよう、最後尾からついていく。このC63 AMGエステートは2008年から採用されているが、このたびCクラスのマイナーチェンジに合わせアルミ製のボンネットやヘッドランプ、リアエプロンなどのエクステリアデザインがリニューアルされた。
これらのクルマには当然ながら安全装備として4点式のシートベルトが備わるほか、フラッシュライト等を操作するパネルがセンターコンソールに装着されている。また開発作業もサーキットでの走行テストにより行われているとのことだ。
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ある意味、F1を影で支えているといっても過言ではありません。
しかし、ウェット路面であったとしてもF1と肩を並べるタイムをたたき出せる
AMGのポテンシャルとドライバーの技術は驚きです。
(AMG市販車ベースだということを忘れてはいけません)
この記事は、
SLSとC63AMG、今シーズンもF1で活躍について書いています。
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Posted at
2011/03/24 04:59:28