
「今度の彼女カワイイね

」
「連れて歩くにゃいい女でしょ」
こんにちは

どぅですか、この台詞

女性をアクセサリーのように扱ぅ言い回しに・・
大抵の人は、反射的に不快な想ぃを抱くのでわなぃでしょうか
でもね。
そんな風に嘯く様が決して嫌味でなく、それどころかしっかり板についてて・・
それでぃて、どことなく憎めなぃカレ☆
今回わ、そんな彼のお話
一流大学でてるわけでもなぃし、大企業の超☆エリートといぅわけでもなぃ。
ルックスはそこそこかな

車はスポーツカーゃセダンよりも、ランクルとかパジェロが似合うタイプ☆
乗ってるのミニバンだけど(爆)
そして、次から次へと浮名を流す27歳のカレ☆
その彼が、ついに結婚した。
意外性が話題を呼び、うわさは小さな町を駆け巡った

盛り上がる周囲を他所に、
当の本人は至って涼しい顔
「ちょっと早すぎるんじゃなぃの」
「年貢の納め時ってヤツですかね」
照れるでもなく、「さらっ」と言ってのける様子が、憎たらしくもあり、
出来の悪ぃ弟を持ったみたぃで、こそばゅくもあった

「もぉ悪さしちゃ駄目だよ」
「相手に聞いてくださいよ」
この場合の相手とは、もちろん奥様でわなくて、不特定多数の

女性たち

「今度会わせますから・・」
秋の中頃の穏やかな日曜日。
彼に彼女を紹介された。
あたしより二つ年上。
ロングの髪を無造作にひっつめ後ろに束ねた、化粧気のなぃ面長顔。
盛り場で仇花のよぅに輝くタイプ

でもなければ、
頭切れてオフィスで男性顔負けに仕事できるタイプにもみぇない。
どっちかとゆぅと、図書館の受付とかにひっそりと座ってそぅな人。
つまり。
彼の言う「連れて歩くにゃいい女」ではなかった。
でも。
一緒にお茶してて、
彼の話に耳傾けて、相槌うって、さりげなく彼を気遣う彼女の様子眺めてて・・
あたしは確信した。
彼の、全部を解って、本気で怒って、全部を許して、
一緒に泣いて、歩ぃていけるのは、この人だ・・と。
そぅ確信した。
なんの根拠もなぃけれど・・
何故かあたしは、そぅ確信した。
「ま、これからゆっくりやっていきますよ。時間は一杯あるんだし」
年上だからって・・
付き合ってて敬語は変だから、やめてと頼んでも・・
ぃつも律儀に敬語使ってたよね

玄関とか自分の部屋はグチャグチャでも
お風呂とか台所はいつもピカピカとか・・
最初の完璧イメージ

と違って、おかしなチグハグさが
愛おしい時期もありました
結局、頑張れなかったケド・・
完成しなぃジクソーパズルの最後の一つを
実はポケットに隠し持ってて・・
お互ぃに牽制し合ってたよぅな二人だったけど・・

「おぃ行くぞ」
その瞬間☆
ほころんだ口元にちょっとだけ照れのよぅなものを滲ませた彼。
踵返して大またに歩き出す。
軽く会釈して後を追う彼女。
最後まで頑張ってほしい。
妻として、女として、良き理解者として、
そして母親として・・
なぁ~んて事考えながら・・
あたしはふと、近所のスーパーで、夕方の

タイムサービス

「鍋物材料均一百円

」ってのをやってた事思い出して、そそくさと家路についた
※舞台効果
の設定上、今回は山口弁はなしにしました
また、この物語はフィクションであり、実在の人物や団体には一切関係ありません
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徒然な雑記 | 日記
Posted at
2009/11/23 12:47:55