日下部署は16日、甲州市塩山上萩原の国道411号で、センターライン上に設置された道路鋲(びょう)229個とポストコーン41本(計200万円相当)が取り外されていたと発表した。道路を管理する県峡東建設事務所がパトロールを実施した時期から先月7日~今月9日ごろに取り外されたとみて器物損壊事件として調べている。同署によると、道路鋲とポストコーンは約1キロメートルにわたってところどころ取り外されていた。一部は、道路脇の草の中や、がけ下にあったという。現場では、山道などを高速で車を走らせる「ローリング族」が通行することから、同署は、ローリング族が走行しやすくなるよう、道路鋲などを取り外した可能性もあるとみている。