ATS カーボンLSD 1.5WAY
品番: CNRB109102HB42 日産R200、オープンデフサイドフランジ用 スタンダードスペック
※WC34はスプライン31山(後期型仕様)
R200デフの前期にサイドフランジスプライン30山(BNR32前期型やあの辺りの年式)が存在します(2021年現在では日産部品から補修部品として出るサイドフランジはコチラのタイプしか出ないです。)ので、他車デフケース流用等で注意が必要です。
1.5WAY Carbon-Hybrid-Lsd
2019年6月~のモデル。
度重なる改良をへて、進化したモデル。
カーボンフリクションディスクとメタルプレートで湿式クラッチの理想形態になったようで、以前に有った、カーボンスラッジから出るトラブル(最悪デフブロー)への心配は減るでしょう。
30~50kgmと高いイニシャルトルクによるレスポンスの良さはさることながら、
普通乗りでは、オープンデフと変わらない乗り心地と音の出なさ、
それでいながら、タイトターンでのインリフト気味になっても、グイグイトラクションが掛かって前へ出て行く感じ。
良いです。
オープンデフのシンクロモード付きアテーサーの時と比較すると、滑り易い雨の日、特に雪の路面の時、キッチリLSDが仕事をするので、感覚的ですが、フロントトルクの介入が少なくなり、直進安定性はバッグンで運転が疲れにくくなりました。
カーボンLSDですとメーカー捺しは2WAYですが、
ワタクシの車両の場合、フロントデフは入れずにオープン、街乗りが殆どなので、後退時にデフが効き過ぎたり、アクセルオフの減速時にクリッピングポイントに寄りにくくなって、曲がりにくさを出さない為の1.5WAYを選択。
組込直後は、メタルディスクのLSDと同じく、ゴロゴロ、バキバキ、ドンドン音が出ます。
慣らし運転はメーカー推奨で、低速で8の字旋回を30~40回が一番の理想(30分以内で終わるが、三半規管が弱い人は軽く酔いますしシートがホールドしないと掴まるのがシンドイです)。
もしくは、市街地300km。
組込直後の、音が出なくなったら、初期慣らし運転は終了目安です。
慣らしが終り次第、即座に初回のオイル交換。
カーボンディスクが、擦れ慣らされ削れるので、中に入っているオイルは基本的に、黒く汚れます。
心配な人は低速旋回多めの街乗り使用で、次のオイル交換は1000kmで。
以後、メーカー指定はスポーツ走行後毎か3000km毎交換。
→オイル交換サイクルが短くてそれなりに高いオイルを使用するので、ランニングコスパは、最低ですが、引き摺りが無いので、脚廻りのブッシュやタイヤへの負担が軽いので、
そこ等をどう取るかはアナタ次第です。
上記で出たオイル交換サイクルの話ですが、
普通に使う人は6000km毎(エンジンオイル交換サイクルの3000km毎×2)ですので、エンジンオイルエレメント交換の度に交換すれば、忘れる事は無いでしょう。
「6000km毎でも10年以上トラブルは出ていない。」
と、お店の方からは聞いております。
最新版はカーボンハイブリッド式になったので、過去のカーボンLSDと比較すると、神経質にならなくても安心出来そうです。
詳しくはメーカーホームページにて
http://www.a-t-s.co.jp/02lsd/index-carbon-hybrid.php
http://www.a-t-s.co.jp/
車両からの脱着、分解、組込、歯当りチェック(バックラッシュシム調整)、サイドベアリング交換×2個、新品ギアオイル入れの作業で税込総額24万円程(消費税10%)。
作業的に、1~2日程度。
参考までに。
オイル交換サイクルが短い。レスポンスに優れる。
その点で言えば、1番のターゲット層はグリップ派のサーキット使用ユーザーでしょう。
ストリート中心で偶にグリップ走行であれば、オイル交換サイクルの点や耐久性やマイルドな効きで言ったら、【OS技研】の『スーパーロックLSD(1.5WAY)』でしょう。
が、コチラの商品、 サイドフランジを適応した物を購入&交換する必要が出るので、組み込み費用はカーボンLSDと比較して殆ど変わらないのが悩み処です。
また、「LSDを入れたいけど、メンテナンスやオイル管理が面倒な人」は、
BNR32、BCNR33&BNR34の標準車純正のLSDがマイルドな効きで良いでしょう。。。が、今や現存数が少なく希少ですが。
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