IKEYA FORMULA フロント・アッパーリンク(ポジタイプ)
以前、4輪ホイールアライメントを計測&調整した時に、
キャスター角をテンションロッドで左右合わせて、トーを純正の調整で合わせると、キャンバー角が左2.0°、右1.3°と、左右差(車輌の個体差も有るでしょう)が、かなり有りまして、気になっていましたので、
クスコか、イケヤかで迷ったのですが、自作で簡単なジグを作って、計測しましたら、クスコでは左右均等な数字に届かない事が判明し、ショップとの相談で、イケヤを導入する事になりました。
サーキットを走る訳では無いので、タイヤの片減り対策で、ポジタイプ(2.0°〜0)に。
1周で約0.40°の変化(トーも同時に変化します)。
ポジ方向にしか、変化出来ないので、
ネガキャンにするには、ネガタイプ(金色部分の長さはネガ・ポジ共に一緒で、黒い伸び縮みする所が13mm長いか短いかが違い)に交換する必要があります。
また、
IFAK09001 フロント・ピロアジャスターリンク PAT. 調整式 (ピロタイプ)も有りますが、こちらは、
メーカー自身がWGNC34では公認を取得しておりませんので、強度書は付属するので、自身で書類を作成し、独立検査法人に申請して認可を貰い、構造変更検査をナンバープレートの管轄にて受けることで、公認を取得できます。
アーム交換のついでに、サードリンクブッシュをニスモ製(品番:54545-RS590 ×4個必要)で交換。
購入時に、改造車検の書類を作成して貰いましたので、公認とする事が出来ます。
導入して気が付いた事ですが、
いままで、ハンドルのホーンパッドに伝わるような酷い衝撃が有った道路の継ぎ目での衝撃が緩和されたり、直進安定性やハンドルの切れ方と戻りが素直になったりと、良い事はそんな所です。
デメリットを挙げるならば、ピロなので、ダイレクト感が増えますが、アライメントにもよるでしょうが、路面に対してハンドルが流れ易くなるのと、スチール製なので、錆や、ピロのヘタりが気になる所ですが・・・・。
今回は上側のサードリンクブッシュのみの交換ですが、出来れば、下側のトランスバーリンクのボールジョイント×2個も交換すると、走りが激変するらしいです。
新車から距離や経年劣化で、徐々にヘタりが来て、脚廻りの動きが鈍って来るので、『マルチなリング式』な脚廻りなので、結構ブッシュの交換は効くと思いますよ。
アームが良く動くようになりましたので、
良いサスペンションを入れたくなりそうに駆られております(汗)
定期的に、調整部のロックナットの締まりを確認しましょう。
私の走り方ですと、空気圧冷間2.5kで、気持ち内減りが早い程の均等な減り(左右おおよそ1.3°)です。
ちなみに、アライメントが適正化されて、良く動くようになる社外品を装着すると言う事は、汚れに対しても敏感になりますので、定期的にフェンダーアーチを流水で洗える人でないと、ギシギシ音が出たり、ブッシュが痛むのが早くなるので、それなりに気にしたり手入れする必要性が出ます。
乗りっぱなしの人は、入れ無い方が良い(公認を取得出来るレーシングパーツを公道で使うような物)です。
また、長い事使って来ると、ブッシュ自体が稼動により痩せたり、中のグリスの粘度が落ちて、酷いギシギシ音を発します。。。
なので、その時は、補修部品がイケヤから買えますので、オーバーホールしましょう。
2021年4月、分解→グリスアップ&ブッシュ交換。
2023年12月、謎のギシギシ音がアッパー付近から出ていたので、念の為に分解→グリスアップ&ブッシュ交換(全く傷んでおらずグリスもキッチリ入っていました)。
同時に車高調も新品に交換ました。
が、ギシギシ音は直らず、サードリンクブッシュが怪しいかと。←今ここで多忙の為、止まってます。
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