
ここ三重県における大動脈ともいえる国道23号線。
伊勢―名古屋を結ぶ道路はこの23号線と高速道路の伊勢自動車道~東名阪だけ…と言っても過言ではない道路環境です。
そのため23号線の交通量はハンパなく多く、長い間バイパスの建設が期待されていました。
北から鈴鹿までが北勢、鈴鹿から松阪までが中勢、そして松阪から伊勢までが南勢と3つに分かれており、南勢バイパスの完成は私がまだ小学生の頃でした。
それから36年、いまだ中勢バイパスは完成せず、現在工事中。
基本的に信号交差点は最小限にして、大きな道路とは立体交差させているのがこの道路の特徴です。
そのため建設費がかかり工事が遅れているのかもしれません。
その中勢バイパスでの難関のひとつ(?)が国道165号線との交差。
予定ルートにはファミレスやマンション等が立ち並び、どこにどう橋脚を建てるのか?と思っていたらなんと!アンダーパスさせる計画でしたw( ̄o ̄)w オオー!
橋脚で上を渡す場合はとりあえず2車線だけ開通させて、あとから4車線化という段取りが可能ですが、アンダーパスだと追加工事はしにくい(不可能?)のか、一挙に4車線の工事をしているのもさらに開通時期を遅らせている一因なのかも・・・
雲出川のでかい橋は何年も前に完成しているので、ここさえできれば中勢バイパスの全線開通にはずみがつくように思われます。
しかしまあ、大規模工事なのは間違いなく、今日見た感じでは「いつになるの?」といった印象。
北勢バイパスも建設は進んでいるようなので、一気に開通したりして・・・(>▽<;;
高速道路が無料になればいらぬ工事になるようにも思いましたが、有料のままであればやはり必要な道路かと思います。
バイパス建設が一切手付かずの状態で高速無料になるのがいちばんお金のかからない渋滞緩和の方法だったようにも思いますが、何十年も前から計画はあり、土地の買収も含め進んでいたわけで・・・
総工費は何千億円になるのか知りませんけど、利用者としては完成が待ち遠しい道路です。
John Foxx 1980年 Underpass
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Posted at
2011/06/21 11:59:27