堅いタイトルですが、自動運転に向けた各種新技術対応のため
国土交通省が自動車の車検制度を改正する方針を固めたそうです。
従来のブレーキやハンドルの動作などの検査に加え、新たに、自動ブレーキや
車線維持機能の電子制御装置の確認などを検査項目に盛り込む。
平成33年後半以降の新型車や全面改良車種からが対象で
実際の車検に活用するのは3年後の36年後半以降になる。
また、車検証も紙からクレジットカードなどと同サイズのICチップ付きカードに
変更し、電子化するなど、車検制度自体が大きく変わることになる。
新制度では「車載式故障診断装置」を活用して検査するよう、道路運送車両法に
基づく省令を変更する。診断装置データ読み込み用スキャンツールのソフトウェアは
無料で提供され、機器を車両に接続するだけで、簡単に検査できる。
車検証の電子化は、ワンストップサービス拡充するためで車検申請や
各種データの書き換えをオンラインで出来るようになれば、車検証を受け取りに
陸運支局に出向く必要がなくなる。34年度中に、システムを整備し
それ以降の新型車や車検を通過させた車両についてICカード車検証に
切り替えていく。
産経新聞記事抜粋
ICカードで利便性は増すと思いますが、ICカードを複数重ねた状態で携行すると
データが飛ぶ事もありますし、ちょっと心配ではあります。
手数料を払っても申請者には紙の車検証は発行して欲しいと思っています。
Bird Dogは交通系カードと某カードを重ねて携行したときに交通系カードに
チャージしていたデータが消えました....以後はスキミング防止用のスリーブに
入れて某カードは携行し、念のためチャージは最高五千円にして万が一に備えています。
陸運支局での車検時だけでなく、路上検問などでスキャンして軽微な故障で
走行にほぼ支障がないものでも即時運行停止とか実施されそうな気がします。
もっと技術が進んで、高速道路のETCゲートの手前で非接触式のスキャンツールで
検査され、インターチェンジに隠れている覆面とか白バイがOBDを操作して
40km/h以上スピードが出ないようにして止まらない場合はブレーキを
遠隔操作して検挙とか
一般道路でもねずみ取りとかオービスとかなくなって24時間路上スキャンされ
スピード違反もオンラインで免停通知が来たりして......
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Posted at
2019/02/23 00:27:43