
全開に引き続き、強化特訓編の続き、富士編です
今度は富士スピードウェイの駐車場借り切って、パイロンを立てて2速コーナーを
延々と反復する練習会です
人によっては「こんなの飽きる!」って方もいるとは思いますが、これはこれで熱くなりますよ(笑)
こんな感じでひたすら2速のヘアピン曲がり続けるだけw
あ、でも横Gセンサー付けてタイムも測ってちゃんとやってるんですよw
参加車両はレクサスIS-F、ポルシェ、ベンツC63など前回の車両もいましたが、
同時に走るには台数制限が必要なんで、俺の相手はNB、NCロードスター・・・
あれ?このステージじゃ33でお相手するには、かなりキツイ相手じゃまいか?(笑)
こりゃ、絶対いじめだな~
って思いましたが、そこに燃える部分があるわけで
オレ、頑張りました(笑)
んが、
最初の動画見て頂ければわかるとおり、コーナーで詰められまくってます
あきらめて譲るともうね、絶望的な差になるんですよ(笑)
もちろん立ち上がりでは33のが圧倒的なんですが、それじゃ取り戻せないくらいの差ができるんです
ちなみにこの時タイヤは前後225のR1R
で、フロントタイヤの感触感じながら「グイィィ」って曲がってると
「スゴイ頑張ってる感」「結構速いんじゃね~感」はあるんですが、
実際はあんまり速くなかったんですよね~
それは一緒に走ってたロードスターと横Gセンサーが物語ってました(泣)
全グリップさせて曲がると全く勝負にならんのですよロードスター相手だと・・・
一つ曲がるたびに差が開く・・・
まあ、1日中やられっぱなしってわけにはいかないじゃないですか?
ここであきらめるのは、自分の中であり得ないので
何とか互角に近いコーナリングを目指そうと四苦八苦しました
まず気付いたことがブレーキを直線で頑張りすぎちゃって、止まりすぎてコーナー進入時に
前荷重作ると、スピードが足らず前荷重自体も足らずで結果、向きが変わらない
(フロントタイヤに頼りすぎちゃってる)
ブレーキ残さず曲がってもアンダーで遅くなるだけ・・・
これは直線ブレーキ緩めで前荷重作るか、もしくはもっと奥まで突っ込めるって事ですよね?
基本不器用な自分はもっと奥まで突っ込んで、ライン変えてクリップを奥目で取ることを
選択したんですが、これが見事にハマったみたいなんです
ブレーキングから進入の時点でリアをスライドさせます
ただ、カウンター当てるほど流しません
ステアはあくまで進行方向で、フロントを軸に回り込んでるって感じです
で、クリップ付近でも車の鼻先は進行方向より内側を向かせることが絶対条件で
脱出はゼロカウンター~拳一個分くらいきって、ラインはアクセルでコントロール
これが出来た時のみ、ロードスターと互角かもしくはチョイ勝ちくらいで曲がれました(笑)
最初3回に1回くらいだったのが2回に1回くらいはできるようになりましたが
この過程でワンミスだけでもすると、またまた差が開くので気を抜けない(泣)
33で1番難しいのは進入時です。安定してるが故に向き変えるのを失敗しやすい、
一度滑っちゃえば、その後のコントロールは自分にも簡単にできるほど楽です
(あとで、聞いた話によるとロードスターは進入時勝手にこのような挙動になるらしく
ただ、スライド後のコントロールがシビアらしいです)
これが、当時の自分のスキル、前後225ラジアル、ECR33の組み合わせでできる
最大限のコーナリングだったと思います
(上手い人ならまた違う事が出来たかも)
しかも、フロントタイヤの負担がアンダー気味で走ってる時より圧倒的に少ないらしく(当たり前)
午前中で笑えるほど減った右前に対し、これが出来てからの左前は減りがすくなかった
今も謎なんですが、ECR33+ラジアルタイヤでは完全グリップ状態よりチョイ滑ってた方が
やっぱ速く走れるのか?
もちろんサイズによってまた変わってくるんでしょうが・・・
現在もこの疑問にチャレンジ中なマズイ棒です(笑)
だってコーナリング決まった時のあの、車との一体感はたまらないものがありますもん
たとえ遅いと分かっても、「あの挙動でいかに速く走れるか?」
ってのを追いかけ続けてしまいそうです(笑)
こうういうことを考えてたら、なんか一生33に乗り続けられそうだなw
やっぱあの車を極めるまでは降りたくないですよ!
途中下車ってのはどうも性に合わないですからねw
下の動画はお遊びでブレーキングドリやった時のですよん♪
サイド、蹴りは使っておりません(笑)
そして、今は多分できないと思われwww