エンジンを弄ろう その45
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
前回の組付けで忘れていたものとは・・
直径が大きいほうのレイギアスラストワッシャーです。(銅色のディンプルがあるやつ)
コイツを先にギアボックスにスタンバイしておかないとレイギアを降ろしてから装着することはできません。
2
直径が小さい方のスラストワッシャーは真上から差し込めるのでレイギアを降ろした後でも装着できます。
ちなみにこのスラストワッシャーは今回純正品を再使用してますがレイギアのスラスト方向のクリアランスを調整するために数種類の厚みが選択できるようになっています。今回のケースでは組み付けてみたらたまたまいい塩梅だったのでそのまま組んでしまいました。でも結構高価なんですよね、このワッシャー。
3
センターオイルピックアップパイプをギアボックスに固定しました。
オイルライン接続部には当然ながら新品ガスケットを用意。液体ガスケットも塗布しときました。ボルトのネジ部にはネジロック剤を塗布。
パイプ途中のブラケットはM8ボルトを使用し、振動などで緩まないようにU-ロックナットを使用しました。
さらに画像奥側(クラッチ側)からレイギアのシャフトを差込みました。
レイギアはメインシャフトの各ギアやファーストモーションギアと噛み合っています。回転させてみて引っかかりなく軽く回転するか確認しました。
4
バックギアシャフト(下)とレイギアシャフト(上)はただ差し込んであるだけなので切り欠きに位置決めプレートを差込み固定します。
5
以前、シンクロハブのクリアランスを調整した結果、ギアボックスとリテーナープレートの間に画像右のようなシムを結構何枚も重ねないとならなくなったのですが在庫切れで手に入らなかったので、画像左のような適切な厚みのワッシャーをちょいと削ってスペーサー代わりに使用します。こんなんでいいんでしょうかね・・
6
リテーナープレートを装着し、ボルトで固定しました。プレート裏側に先ほどのシム代わりとなるワッシャーが入っています。
ロックタブは新品がなかったもんで・・再使用しちゃいます。
7
リテーナープレートの装着具合を横(デフ側)から撮ってみました。リテーナープレートがベアリングのアウターレースを押さえている状態とシム代りのワッシャーの役割が良く分かります。
8
仕上げにプライヤーでロックタブを起こします。
シム代わりワッシャーの厚みによって3/4速シンクロハブのクリアランスはちゃんと確保されています。
つづく
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