
ポニーテール、ヒラヒラのロングスカート、つば広帽に大きなイアリング、ルージュの口紅、濃いめのアイシャドウ、スパンコール、極太ベルト、水玉模様、パステルカラー、ジャケットに肩パット、DCブランド…
なんだかバブル上昇直前のキラキラした時代だったなぁ~。懐かしい。
六本木でお坊ちゃんお嬢様がディスコに明け暮れ、原宿ではネオロカビリーやタケノコが踊り騒ぎ、その裏のアングラな新宿では、ゴシックなパンクスが暴れ、多種多様な文化が花開いていましたなぁ~。
そんな中、80'sというと、笑われてしまうかもしれませんが、個人的には、なんとなく、わたせせいぞうの『ハートカクテル』やヒロ・ヤマガタの画と山下達郎の曲、また、なぜか中原めいこの"君たちキュウイ・パパイヤ・マンゴーだね"が頭に浮かんじゃうんですよね。あと、寺尾聰の"ルビーの指輪"だとか、欽ちゃんファミリーだとか、いや、もちろん色々他にも沢山々々ありますけれどね。好みの分野の方では、それはそれでまたここで書くと、皆さんを置いてきぼりにしてしまうようなアングラマニアック的なのモノとかが…。(苦笑)
洋楽ブームもまっさかりで、いたるところのお店などでMichael Jacksonの"Thriller"や"Beat It"が流れていたのも印象的でした。そういやAl Yankovicの"Eat It"なんてパロディもありましたね。、「オレたちひょうきん族」なんかにも出演していませんでしたっけ?(笑)とにかく、そうした流れからも洋楽自体も活氣づいていました。
テクノなどシンセサイザーを使った曲が増え、薄っぺらいとか、60's、70'sのスプリットを失った無機質なプラスティックエイジの象徴とか言われ、MTV時代の音楽なども、大衆では広まったものの、映像ありきの上での世界だと一部では厳しく認めてもらえませんでした。けれども、却って有機的な感性を逆説的に醸し出していたように感じますし、映像と音楽が非常にマッチングしたものだって少なくなかったです。ま、そんな批評もなんだかんだと上の空で、そういう意味では実体的な定義付けが難しい、いわゆるNew Waveなんかにはドンドンと好奇心旺盛に填っていきました。
ま、「今時の音楽は…」なんて台詞は、どう、その当時に批評され、思われようと、その繰り返しで、結局、歴史がそれを評価するんでしょうね、おそらく。
いや、もしかしたら実際に不毛の時代となってきているのかも知れないですけれど、それでも最近そうした事、つい口にしてしまうと省みたり。年齢を重ねてしまったグチなのかなと。そうはなりたくなかったのに。音楽魂は若いままでいるぜだなんて…レコード屋の店長をやっていた頃に。(笑)
水道橋に80'sの曲などの洋楽を流してくれるバーがあったのですけれど、まだあるのかな?
そんな感じで、今日はふと80'sを振り返ってしまいました。
♪"君たちキュウイ・パパイヤ・マンゴーだね"/中原めいこ
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2010/02/12 17:47:26