ワイパーを起こした時に根っこがぐらぐら。雨が降りそうだし、朝っぱらから地震も有ったし出掛ける気にならないので今日はメンテナンスの日。モーターの構造を確認したかったし、リンク部に注油もしたいのでカウルを外します。ボンネットキャッチ部分のゴムと前ウィンドウ下端のモールをはずせばカウルは撤去出来ます。※ワイパーのぐら付きを直すだけならカウルの撤去は不要でした。さて、ワイパースピンドルに付いている部品は写真の3点。右から①高さ調整用ゴムパーツ、②ゴム製スピンドルカバー(とワッシャー)、③プラ製カバーで組み立ても①→②→③の順です。①と②はスピンドルに刺さっているだけの部品。問題というか主役は③で、ひっくり返すと中にナットが入っています。しかも固定されておらず、カタカタと動きます。③自体はレンチ等の工具が掛かるような形状ではないので手締めするしかないです。妥協点を探しながら、気にならない程度まで締め込みますが中のナットが動くので、押しながらだと締まりません。気持ち手前に引きつつゆっくりと締め込んでいくと固定されます。うまく説明出来ないのがもどかしいのですが。ワイパーアームを固定するボルトの締め付けトルクを③が遮断しているんでしょうね。供回り防止のために手前に引かないと締まらない構造になっていると。カウルを戻す前に、ワイパーモーターから伸びているリンク部にシリコン系スプレーを吹いて終了。で、カウルを戻してから気付いたんですが、ワイパーアームを外せば③の部品は丸見えなので作業は充分可能です。ワイパーアームを起こした時にぐら付く人はお試しを。上記一連の作業で、原因究明の手間も含めて正味1時間半。チューブラータイヤ2本の交換より楽でした(笑)あれは面倒くさい。リム掃除とか。あとは気になっていたエアクリーナーの掃除。キタナいです。羽虫とか枯葉とかが挟まってました。K&N製なので、専用の洗剤とオイルで洗浄と注油。ドロドロに汚れていたのが見違えるように綺麗になりました。始動性が遥かに良くなりました。今までだいぶ息苦しかったんだろうな・・・