2014　年初に当たり

　2014年が始まりました。　（年末年始は普通に仕事ですが）

本年もどうぞ お手柔らかにお願い致します。



　さて、新年早々良いニュースが入ってきました。



～産経新聞　2014/01/03付け～


○航空自衛隊が今年夏の編成完結に向け


　航空戦術教導団を新編するとの事。

　電子作戦群も編成し

　最終的に約1,000人規模になる。


　　　　との事です。




ご承知の通り我が国は、北朝鮮や中国からのミサイル攻撃に対し、現段階では迎撃ミサイルでしか防御手段がありません。

敵が同時に多数を発射して来る事は常識なので、到底これを完璧に打ち落とすのは難しい。


「攻撃は最大の防御」とよく言われますが、相手国のミサイル発射設備や爆撃機の発進基地を叩く事は国民の命を守る上で、極めて重要です。



　上記部隊の運用は、「攻撃を受けたら 出元を潰す」と言う考えで、 これまでの防衛概念から一歩踏み出したものです。
（有事には、敵国に着弾誘導員も潜入させるとの事）










　取り急ぎ、今後我が国の防空にとり絶対に必要な装備を、思いつくまま列挙してみました。



・新型戦闘爆撃機　F35 （F4EJ改の代替機）
・無人爆撃機
・新型誘導爆弾
・空対地ミサイル
・対レーダーミサイル
・巡航ミサイル（空中発射型）
・KC130 空中給油機（中古機でも可→複数）
・新型電子戦機
・新型空戦ミサイル（AAM-6・7）
・ステルス迎撃戦闘機の開発（F15J/DJの代替機）
・新たなBMD（弾道ミサイル防衛）手段の模索～レーザー兵器の実用化

　　　　　などなど



　特に数年後に配備が決定している「F35」などは1機当たりの調達価格が非常に高額なので、限られた予算の中での導入は苦しみを伴います。



　今後航空自衛隊は、これらと 無人機や従来機などとを上手く組み合わせ、「ハイローミックス」で作戦に臨むものと思われます。




　2014年はこの様な防衛目標を具体化させる、重要な一年になると思います。