思い出のスター・ダスト
投稿日 : 2013年08月23日
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『Bar StarDust』
横浜・東神奈川の駅を降り、10分ほど海に向かって歩くと、印象的な赤と緑のネオン。
1954年、米軍管理地ノースピア(瑞穂埠頭)の入り口にオープンした「バー スターダスト」
大きな鉄橋の向こうはアメリカ。
バックには当時は無かった高層マンション、横浜インターコンチネンタルホテル、ランドマークタワー。
しかし現在も、店すぐ横の鉄橋手前には「立入り禁止」の看板と、道路に太く引かれた”黄色い線(国境)”
今では”黄色い線”を越え、橋の向かい側までは普通に行けるようになってます。
「西部警察」や「あぶない刑事」、ファッション雑誌等の撮影にも使われてます。
最近ではゴールデンボンバーの「女々しくて」のPVにも使われたみたいですね。
80年代から結構有名で、当時若造の私も何度か(笑)
数年前にも行って見ましたが、その時は外から見ただけ(苦笑)でしたが、機会があったので20数年ぶりに寄ってみました。
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入りやすいようにか、開け放してある扉の中へ。
眼鏡にオーバーオールのマスターや、カタコトの日本語を話すオバちゃん2人は流石にもう居ません。
今は2代目マスターと3代目若マスターだそうです。
とりあえず、何にしよう?
少し前に青い月「ブルームーン」があったそうで、見そびれたので代わりに
カクテル「ブルームーン」で、オサレなフリ(笑)
元々外国人相手だったため、今でも一杯ごとに支払うキャッシュオンデリバリーシステム。
薄い紫色で綺麗なカクテルですが、こちらではさらに淡い薄紫。
オレンジ色の灯りでグラデーションに。
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カウンターの2つ隣には、太い腕にタトゥを入れた短髪の米兵さん。
釣りが好きらしく、しきりに若マスターに釣りの話を。
「お客さん、釣りします?」
と私に振ってくるが、英語がダメな私は話せません(苦笑)
バックバー上には、昔から客を魅惑し続ける妖艶なおねえさん達。
あ、2杯目はバーボン(オールドグランダッド)をロックで。
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今でもちゃんと動く、年代もののレコードジュークBOX。
その上には、古いセピア色のササンの色紙。
サザン・オールスターズのメンバーたちも学生時代に通ったらしく、
1982年発売『思い出のスター・ダスト』はこの店のことです。
同じくサザンの『匂艶THE NIGHT CLUB』のPVでも使われたとか。
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勝手にお店を出入りしてる、半分飼ってるような野良ニャンコ。
お店のマスコットだそうです。
急いで撮ったらボケボケでした(苦笑)
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店内は詳しく覚えてませんが、なんとなく雰囲気が変わった気が?
若マスターに尋ねると
「基本的には変わってないはずですが、20数年前だとどうでしょう?
私も知らないんですが、出来た当時は天井は真白、壁もグリーンだったそうです。
煙草のヤニで色が変わったそうですが、今では信じられませんよね(笑)」
そういう天井や革張りの壁は、ほとんど渋いこげ茶色。
当時はバーボン・ブームの真っ只中、当時を想いまたバーボン(オールドクロウ)。
種類はそれほど多くはありませんが、スタンダードな酒を揃えてます。
最後にラム(ロンリコ)を。
あ、ツマミ頼んでなかった(笑)
煙草と昔の思い出を肴に(苦笑)
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店の外には米軍の船と横浜港。
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『Bar StarDust』
皆さんも機会があれば如何でしょう?
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