お出かけ その24 若狭鯖街道 熊川宿(パート1)
投稿日 : 2011年10月03日
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お出かけ その23の際にココにも寄っていましたが撮ったSDを踏み潰されたので(泣)
再度お散歩しにいってみました(^^;)
先回の夜景はまた今度に....っていうかちょこちょこ写真が溜ってきてます(汗)。
熊川宿のはじまりは復元された熊川番所:かつてはココで「入り鉄砲に出女」の統制と物資への課税が行われていたそうです。
ふと人影を感じたので振り向くと二人の視線が....(笑)なにげに壁に掛けてある道具がリアルだった(あぁー柱で危険な先端が見えてない(汗)
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ここは3つある通りの真ん中ー中ノ町入口付近。
この宿場の街並みの特徴は、街道に面して多様な形式(平入と妻入、越屋根、袖壁卯建など)の建物が混在しながらも違和感なく町並みを形成しているところ(驚)。
例えば右手の真ん中らへんにある街道側から屋根の三角の部分が正面に見える家が「妻入建物」となります。
中条橋を渡ってここから左手には①「旧逸見勘兵衛家」②「宿場館」そして「菱屋」などが並んでいます。
※①②は、パート2にてあっさりめに紹介します^^。
にしても昔の宿場町にしては通りがずいぶん広い(驚)。
そして平日でガラガラだから余計に目立つ。
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国の重要伝統的建造物保存地区で、あまり観光化されてない素朴な感じ。
若狭鯖街道 熊川宿は,上ノ町、中ノ町、下ノ町の3つの町からなりたっています。
そして中ノ町だけで350mほどあるので全部合わせるとゆうに1kmは超え、ぽちぽちと散歩しごたえのある宿場でした。
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菱屋(勢馬清兵衛家)
赤い格子と前を流れる水路の取り合わせが美しい建物です。
二階の低い「厨子(つし)二階」様式の平入建物です。(棟を街道に対して平行させ軒が真直ぐに見える建て方)
もとは旧問屋で屋号が「菱屋」とういう旧家で、数件の問屋.脇問屋とともに街道の繁栄を支えたそうです。
そして最盛期には年間20万駄の荷物の荷継ぎ場として問屋場に馬借.背負人が集まり、とても繁盛していたということです。
また宿場町役人として藩の御用や町の自治の為の機能もあったことから重要な役目も果たしていたそうです。
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用水路をかなりの速さで流れる水、しかも水量も豊富ときたもんだ。
なので小さい水車が忙しく回っていた。
動画を見直してみるとやたら水の流れる音が大きい!そして涼しげだった。
この用水路は、前川と呼ばれ家ごとに「かわや」と称する水利施設が設けられ四百年来そこに住む人々を潤してきました。
なぜならココの水は単に水が豊かだけでなく、平成の名水百選に選定されるほど美味しいからだって(*^_^*)。
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⑦がその建物。
隣の蔵もいい感じ...あっ見切れてる(汗)。
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旧問屋 倉見屋
ここも平入建物で、塗込造(柱や軒など木の部分を壁で隠してしまう形式)。
ちなみに2Fの両端に隣家からの延焼を防ぐための袖壁卯建となっています。
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散在しているお土産屋さんや食事処の一部。
この立派な店構えが素敵(^0^)/。
この2軒も袖壁卯建となっており、左の家は煙抜きのための越屋根がついています。
とても素朴な感じで観光化された賑やかな宿場とはまた趣が違いますが、ガイドマップを片手に伝統建造物や宿場町の成り立ちなどを綴った案内看板を見ながら、まったり散歩をするのもなかなか良かったです(*^_^)b
今回はずいぶん説明チックになってしまったのでパート2はあっさり系にする方向で行きます(笑)
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