マフラーサイレンサー考察
対象:Ducati Scrambler Icon
二気筒L型
交換社外マフラー
Akrapovic Slip-On EX System
型番がよくわからん:S-D8SO4-CUBTBL/1
マフラーサイレンサー部品は M-CUB00201UT/1
入手経緯
正直、Stockのマフラーでパワーバランス的にはなんの不満もなかった
実のところこのパット見ショートな外見は好みだし(ステルスになってるともっと好み)。静かに走れるし車検時にもアレヤコレヤ考える必要もない。
う〜〜んと思い始めたのは後輪のジャッキアップ時
今のところリアのレーサースタンドで上げているんだけど、折角長年持ってるバイク用ジャッキ(ハーレ乗ってたときに購入したんだけど、それ以降は使ってない重いしレーシングスタンドのほうが手軽なため)使えないかなぁ・・・車体下を覗く
この弁当箱みたいな触媒?サイレンサーボックス邪魔だな・・・
スリップオンのマフラーに付け替えれば、この弁当箱なくなるな。スッキリするな
こう、思った 思ってしまった・・・・・
思ってしまったら調べるよね。
そもそも、Ducati スクランブラーはタイアップ的にTERMIGNONI(テルミニョーニ)のマフラーを使っている。同じスクランブラーのファクトリーカスタムだとテルミのマフラーをつけている事を売りにしているし、多分きっと相性もいいんだろう。知らんけど。
でもテルミの対応マフラーはちゃんと車検が通るように弁当箱というほどデカくはないけどオイルタンクみたいな円筒形のサイレンサーが付いている。きっとこれが付いてるから静かになるんだろう。しかし自分の目的的にはコレはないほうがいい・・・テルミは無しかな・・・(とはいえちょっと良いと思っている)きっとマップキー書き換えたらエンジン性能とか出せるんだろうけど、いやそんな走りはしないだろう・・・
他のマフラーは・・・中華?いっそ中華でもいい気もする。きっと雑に扱える。
US Competition Werkesはコンパクトでむっちゃ好みだな。コレか?第一候補だな・・・
などなど一週間ほどはなんとなく妄想してた。
そもそも、バイクは楽しい一人旅の乗り物でしか無い僕はあまりこの手のカスタムメーカーに詳しくない。特にマフラーは昔からそこそこ静かであってほしい方なのでハーレー乗ってたころも爆音マフラーよりも少しスポーティーに乗れるマフラーに交換することはあれ、有名どころのマフラーなんか聞いたことあるなー程度の知識
ヨシムラマフラーとかよく見かけるしいいとは聞くけど食指はピクリともしない。
んじゃ、そんな人間がなぜアクラポなんか選んだのか?
1. たまたまネットオークションで見かけた
2. そして見かけた時酒のんで酔ってた。
3. Duke200のストックマフラーのステルスさがあまりにも気に入ってて、KTMなら付け替えてキャッキャウフフできるAkrapovicだよね・・・みたいなのに乗れなかった。
乗りたかった。
本当はその波にとても乗りたかった・・・
でもマフラーが後方にでてないところがイカス!と思っていたそのアイデンティティを捨て去る勇気は皆無だった。そんなアクラボに対する恨みつらみがきっとあったんだろう。
4. マフラー本体をコンパクトに抑えられないならショートだけどちょっとゴツい感じの外観の物を付けたい出来れば二本出しで。
まぁぶっっちゃけ「1.」が9割方の要因だよね。
そんなわけで「ねんがんの アクラポビッチのマフラーをてにいれたぞ!」
一つ夢を叶えた瞬間だった。中古だけど
さて、買っちゃったらこのマフラーについて調べるわけだ
買う前には調べないわけだ。
どうもこのマフラー 直管気味でご多分に漏れずうるさいらしい
社外マフラーなんて大抵うるさいんだろうけど、海外のレビュアーは”Ex sounds So loud!!” とのたまっておられる。もちろんそれ以上のうるせぇマフラーは山ほどあるんだけど。大体がうるせぇらしい。
標準で取外し可能なバッフル(サイレンサー)が付いてるんだけど、Youtubeの動画なんかでも一回外してサウンドチェックしたあとにそっと付け直す人がほとんど。動画の音だとそこまでうるさいの?と感じるんだけど、多分マイクのGAINが絞られて大人しく聞こえるんだろう(後で実感する事に)
まぁ、もともとついてるバッフルさえつければなんとか耐えられるんだな、と理解
さて、入手したこのマフラー。
残念なことにこの標準バッフルは欠品した状態らしい。
そしてこのバッフル一応アフターパーツで売ってるんだけど一個$60 日本だと¥12kとかするのよ。
まじかよ、ただの鉄(ステン?)のバッフル一本にいちまんえんとか無理ゲーですわ
とかいえ、うるさいとか言われてるけど実際のところはそこまででもないんでしょ ちょっとうるさいかな?ぐらいだよね・・・とかんがえておりました。
商品が届き・・・・
面倒くさいな〜〜〜、まぁでも交換はむっちゃ簡単な部類だな〜〜。むしろヘッドライトの玉交換のほうが遥かに大変だったな〜〜とか思いながら作業。
やっぱりStockのマフラーユニットは重すぎ。10kgぐらいあるんじゃね?この弁当箱の中の隔壁構造、すごいんだろうな。触媒ぎっしり詰まっててお宝なんだろうな。
とか思いながら
無事換装。
スターター一発エンジン始動。
無理だ。何だよこのクソ爆音。こんなんで走るとか正気じゃないわ。
というかまだアイドリング状態でこの音はあかん奴やん・・・
ってか後ろからマフラー確認する限り完全に直管に近い作りなんだな。というか直管状態だとこんなに音がうるさいもんなんだこのエンジンって。などなど感心することしきり。
家人がこの音を聞いて爆笑する程度にはうるさかったらしい。
音量測ろうと思ったけど、図る気も無くすぐらいの音量でした。というか聞いていたくない。
とはいえStockマフラーと今回のリプレイスするマフラーの重さを比較するとホントはるかに軽くてもっかいStockに戻したくない。それぐらいには軽い。
さすがチタン製
んなわけで、なんとか走れるようにするためにサイレンサーでどうやって消音するかをかんがえることになったのだった。
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Posted at
2024/06/11 12:55:09