
最近、周りの方々の乗り換え話をよく耳にしてます。
愛車と過ごした日々を振り返り、想いを綴ったブログを拝見してると、何故だかこっちまで目頭が熱くなります。
それならば備品青はどうだったのだろうか?と思うようになり、ここ数日、サクソという車について考えていました。
最終年式から12年、走行距離も軒並み10万kmを越えた個体ばかりになってきていますが、まだまだ楽しめる旬な車です。
サクソと聞いて真っ先に思い浮かぶコトバが、「不当な評価の美味しいチューコシャ」
兄弟車の106に比べて、異様に安かったサクソ。違う、106が中古仏車なのに異様に高かったんだっけ。それも10年くらい前の話ですが…。
欧州ハッチ乗りの皆さんは106を選び、生粋のシトロエン乗りからは見向きもされず…。
まぁ106の人気を横目に見ながらも兄弟車である恩恵は十分に受け、純正部品から多種多様なチューニングパーツまで流用可能なこともあってか、峠やサーキットでその存在感をどんどん出してきた…って感じですね。
不安定なリアの接地感?玄人向きの純正セッティング?
いやいや、ダメな運転は×、上手なら○と教えてくれる素直な車ですよ。
元気の良いエンジンに程よい大きさのボディ、サクソって何か秀でたものがあるワケでは無いも、やはりトータルで見て「良い車」って感じてしまうワケです。
備品青もそんな魅力に誘われ、加速していった感じですかね。
長距離を一気に走るのも楽しいけど、やっぱり一番楽しいのは峠道。毎週の様に山へ走りに行ってるワケですから、他人とは違ったトラブルに悩まされたこともしばしば。
その度に、いろいろとイジってきたなぁ…
最近は大なり小なりのトラブルを抱えながらも何とか走ってきましたが、この期を以って、ここまで走り抜いてきた備品青の物語を終わりにしたいと思います。
2011年3月に57,786kmだったODOメーターも、気付けば163,438km。この4年6カ月はどんな車よりも濃縮した時間と距離を駆け抜けてきたと思ってます。(故障を重ねると1年くらいは不動車でしたがw)
この間、備品黒から備品青に呼び名が変わり、サクソを通じてたくさんの仲間と出会い、たくさん走ってきました。
そしてたくさんタイヤも減らしました。
結局最後まで乗りこなすことができなかったのが唯一の心残りではありますが、これからは別の角度からサクソという車を見つめなおそうと思ってます。
お疲れさま、サクソ
そして、ありがとう…
これまでの軌跡を思い返してフォトギャラをまとめていきます
よろしければコチラもどうぞ
備品青の備忘録①
備品青の備忘録②
備品青の備忘録③
備品青の備忘録④
備品青の備忘録⑤
Posted at 2015/08/29 04:38:32 | |
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