
実はもう一週間になりますが・・
先週土曜のこと、プロフィール画像に掲載している我が家の座敷ウサギ(ネザーランドドワーフ)、「ココア」が急逝しました。
その日私は仕事で不在、メールで連絡を受け、折り返し電話をかけました。
電話口で嗚咽する嫁さんによると、午後になって急にバタッと倒れ込んだため、慌てて動物病院へ連れて行ったが、到着したときは既に遅く、心臓が止まってしまっていたと・・
実は兆候がありました。
その日の朝、いつもと様子が違う・・と私も家人も感じていました。
えさカゴに顔を入れたまま、別に食べるわけでもなくそのままじっと固まったり、普段入らないテーブルの下に潜り込んでそのままじっと動かなくなったり・・
しかし、実際下痢や嘔吐のような症状もありませんでしたし、このところのジメジメした暑さで少しバテ気味なのだろう・・とみなで話すに留まっていました。
結局、原因は不明です。
最近、少々フンの出が悪かったみたいなので、ひょっとしたら毛繕いで長い間に体内に溜まった毛が腸で詰まったのかも知れません。
いずれにせよ、きっと苦しかったんだろうな・・
もの言わぬ動物だけに、そう思うと余計不憫でなりません。
せめてもの救いは、長男の腕の中で息を引き取ったことです。
早めに帰宅してみると、特に母・嫁さん・長男の落胆ぶりが酷く、それまでも泣いていたのでしょうが、そのときもまだ薄っすら涙を浮かべていました。
話し合いの結果、日のよく当たる自宅の庭すみに埋葬してあげることに・・
私と子供らで深く穴を掘り、ワラを厚く敷いて亡骸を納め、大好きだった野菜やえさ、更に色とりどりの花を散りばめました。
その上から砂とやわらかい土をかぶせ、最後にいくつかの花の株を植えました。
「これで、ココアは毎年花になって生まれ変わるよ・・」との母や嫁さんの震える言葉に、子供らもまた涙目に・・
私も泣きはしなかったものの、ぐっと胸に込み上げるものがありました。
子供たちもペットを飼う嬉しさの反面、いずれは悲しい日が必ず訪れる、という命の尊さみたいなものを身をもって体験できたことでしょう。
そして、ペットを飼うことはそれなりの覚悟も要る、ということも漠然とでも彼らなりに分かったことでしょう。
生後1ヶ月程度で我が家にやってきて、わずか3年3ヶ月・・
短い間ではあったが、家族の一員としてみんなを和ませてくれたココア。
これからは、きれいな花になってみんなを和ませておくれ・・
そして、今までたくさんの思い出をありがとう!
安らかに眠れ・・
Posted at 2015/06/20 12:14:34 | |
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