
13日から16日まで社内旅行で
北京に行ってきました。
HISの格安旅行のため行きは夕方出発で機内で夕食、帰りは早朝にホテルを出て弁当を朝食代わりに食べて昼に成田に到着というもので、実質、中2日が朝から晩まで観光というものでした。
泊まりはシェラトンで一応5つ星なのですが、朝のバイキングは別の部屋で食べ、宿泊する部屋も古く、流石、格安旅行だと思いました。
ただ、掛け布団や枕はシルクのクッションとカバーとなっており、睡眠は快適でしたが。
観光は万里の長城と紫禁城(天安門広場)が中心で、その他にパンダやお寺の観光です。
写真は長景山から見た紫禁城です。ガスがかかっているのは
スモッグです。
私の同僚2人は花粉症と同じ症状を訴えて、鼻がぐじゅぐじゅ、咳もしていました。
私も花粉症ですが、そこまで酷くは無く、目と喉が痛い程度でした。
北京オリンピックでマラソン有力選手が辞退したことを思い出しました。
走っている車の数は、私が5年前に来た時と比べても増加していて、自己主張の強い国らしく、運転マナーは最低です。
多く走っているのは
VWで色々な車があります。サンタナを良く見かけました。次がアウディとヒュンダイかな?日本車ではニッサンとホンダ。トヨタは少ない感じです。スバルは1台だけしか見れませんでした。
共産主義を名乗っていますが、実態は帝国主義に自由経済の衣をかぶっているのが実態だと思います。
国内生産を表すGDPでは日本を抜きましたが、蓄積された文化・教養・経済や生産性の質ではまだまだ日本のレベルには程遠いのが本当のところだと思います。
日本人は悲観的に考えて慎重に行動するのが国民性ですが、もっと自信を持って良いと思います。
ただ、個人がもっと責任を取って国と同じ価値観を共有して活動するという、普遍的な行動規範を再確認しないと、中国の帝国主義に負けてしまう可能性は大きいと思います。
あれだけの巨大な国を統治するには、帝国主義でしか無理だと思います。いずれ、体制は変化せざるを得ないと思いますし、その際には穏やかな分割統治になることを望みます。
天安門広場は手荷物チェックをしていました。何故なら国民虐殺の象徴的な場としてアピール行動やテロを不安視しているからです。
我々は日本人ということでスルーしましたが、ある人が私服警官に追っかけられ捕まり連行されたり、いかにも少数民族と思われる女性が手荷物の中身を全部調べられたりしていました。
ガイド曰く「少数民族の入場は厳しくチェックされる、意味はわかるでしょ」。
これも
「悪しき隣人、中国」の実態でしょう。
今日の朝刊で中国3都市で日本人排斥のデモがあったことを知りました。若者中心だったそうで、日系の商店の窓ガラスが割られたそうです。
幸いにも人的被害は無かったようですが、偏向教育の成果がこういう所ににも現れています(我々日本人も日教組から反対の意味での偏向教育を受けてきました、神奈川県や北海道は今でも有名ですが)。
北京で何も無く帰ってこれて良かったと思います。
今回は真面目な話になりましたが、折角こういう時期に北京に行ったので感じたことを皆さんにお伝えしようと思った次第です。
最後にガイドのチョーさんが同僚が史跡解説の際に取り出した録音機を制して言った言葉。
「ダメー。録音は絶対ダメですね!それはいけない。録音するなら本当の話はしません。分かりましたか?」
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Posted at
2010/10/17 10:55:34