RECS(レックス)施工方法vol1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
好きで買った車なのに、エンジン内部の清掃なんて全くやっておりませんでした。
本商品のレックスだって、知ったのはここ1ヶ月くらいの話です。興味ない人は全く興味ないと思いますが、色んな思い出が詰まった車です。大切にしましょうよ。
ここは整備手帳なのでやり方を書き記したいと思います。
自分の車は、10系後期ASです。
備忘録
施工:138,512km
2
色んなところから点滴することは可能なようですが、自分はブレーキブースター(ブレーキ倍力装置)の陰圧を利用して、インテークマニホルド(インマニ)に向け行いました。(サージタンクに繋がっているものもありますが、それでもいいです。)
ブレーキブースターの位置ですが、写真のブレーキのリザーバ(ブレーキフルードが入ってるタンク)を見つけて下さい。
それが目印です。
3
リザーバの下から撮った写真です。
そこから伸びているリザーバチューブをたどって下さい。するとブレーキブースターにたどり着きます。
ブレーキブースターは結構大きい円盤状の装置で直径30cm弱はあるでしょうか。
倍力装置はその名の通り、エンジンの陰圧を利用して「踏み込む力を軽減するための装置」です。すごいもの発明しますよね。感心します。
4
まず、ブースターのバキュームホースを外します。
根元のクリップは、他の写真を参考にして下さい。
蝶の羽のような形のクリップで、つまむと緩みます。結構硬いので軍手をした方が無難です。
5
引っこ抜くとこんな感じ。
内径が10mmです。
レックス注入器には異径アダプターもセットになっているので、この直径なら付属のもので上手くいきそうです。
【大切】
取り付けるときは、ホースに残ったクリップの跡にきちんと合わせて取り付けて下さい。
6
ピンボケしてごめんなさい(汗)
点滴量は取説を参考にして下さい。
マイアルの場合は、排気量2400ccなので240ml。汚れが強いとき若しくは直噴エンジンの場合はその量の1.5倍ですから360mlです。
ちなみに、2AZ-『FE』エンジンなので直噴ではありません。
もちろん地球3周超ですから360mlです。
特に粘性の少ない感じの洗浄液で、あまり臭いという感じはしませんでした。
ただ、点滴後にレーシングをします。その時の排ガスの臭いが強いとあるので、点滴する場所は選んだ方が良いでしょうね。
7
自分はブレーキブースターの位置が分からず、Dに行った時に教えてもらいました。
でも入庫禁止が怖くて、陰圧になるホースがどれとは聞くこともできませんでした(情けない・・・)
でもよくよく考えてみると、ブレーキフルードがどれに入っているのかさえ分かれば、この方法でたどり着くと思います。
電子カタログで部品を見ると、10系HVを除く現行の30系までブレーキブースターは付いていました。
8
ブレーキブースターの発明に感銘を受けて色々調べてしまいました。経験的にそうなることは分かっていましたが、それがブースターの正常な働きだとは知りませんでした。
ブレーキブースターの簡易点検方法
◇作用点検
①エンジンが停止した状態で同程度の踏力でブレーキペダルを数回踏み込む。
※徐々に固くなって踏み代が高くなる。それ以上踏んでもペダルの高さが変化しない状態が正常。もし、フワフワするならエアの混入が疑われる。高くならないならフルード漏れが疑われる。
②ブレーキペダルを踏み込んだままエンジンを始動(アイドリングで1・2分)する。
※エンジンを始動した時にブレーキペダルが少し入り込めば正常
沈まなかったり、底まで付くようならブースターの点検。
◇負荷気密機能点検
③ブレーキペダルを踏み込んだままエンジンを停止する。
④ブレーキペダルの踏み込みを保持する。
※30秒間ブレーキペダルを保持し、高さに変化がなければ正常
◇気密機能点検
⑤5秒以上間隔で数回ブレーキペダルを踏み込む。
※数回ブレーキペダルを踏み込んだ時に、ブレーキペダルの位置が徐々に高くなれば正常。直ぐに重くなるなら負圧漏れ
点検の順番は
作用点検(①と②)→負荷気密機能点検(③と④)→気密機能点検(⑤)
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