【予防整備】ドライブシャフトO/H、L/A・ハブB/G・S/L・B/J・T/Eブーツ取替 取外し編1
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どうもご無沙汰しておりました。
DIYです。かなりボリューミーな内容ですが興味があれば是非御覧下さい。
まず、やってみて思ったのはこの整備には高トルクのインパクトがあるとかなり楽です(^^)
ということで、私は地道にやりました。
インパクトがないのでハブナットも肩輪を接地させて緩める必要があります。
サブフレームのJ/Pにフロアジャッキをかけ持ち上げます。
ナットを外す側にウマ。反対側はタイヤ装着したまま、接地させておきます。
ドライブシャフトの先端は写真のように溝が切ってあって、かしめられています。タガネを使ってカシメを持ち上げナットを緩めてゆきます。
【平成18年式(2006年式)ASです】
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ハブナットは30mmの2重6角(12角)で固定されています。
私が準備していたものは、ショートのソケットで届きませんでした(泣)
新型コロナの影響で頼みのアストロは11時オープンだから市内のホームセンター、プロショップに電話をかけまくり、そもそも持ってない。若しくは今日に限ってディープソケットがありません(嘘だろ!)。11時まで待ってアストロに電話したら、12角は24mmまで。
うーん。困った。取り敢えず昼飯食ってプロショップへ。
そしたら、ショートだけど届きそうなのがあって、何とか外しました。
33mmの深さがあれば届きます。37あれば余裕
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ATFを抜きます。
ドレンを外しても約半分の4Lくらいしか抜けてきません。
まず、E/GルームのATFのレベルゲージを開けます。
助手席側にATFのドレンボルトがありますが、トヨタは間違い防止のためかヘキサゴンです。
サイズは10mm
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で、スタビリンク(S/L)を外します。
上下共に17mm
作業していない側のロアアーム(L/A)をジャッキで少し持ち上げておきます。
上のナットを緩めます。するとボルトがどんどん下向きになってくるので、写真のようにこちら側もジャッキでL/Aも持ち上げてゆくと、下向きになったボルトが上向いてきます。ボルトが水平になるラインまでジャッキで上げればすんなり上側は外せます。
下側はスタビライザーを少し持ち上げて(手で普通に持ち上げられます)やると作業クリアランスが広がり、ソケットをかましやすくなります。
S/Lを取り外します。
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次はスピードセンサーを取り外します。
ナックルにツメで引っかかっているだけなので、ステーは広げて外し、センサーは10mmのボルトで固定されてるだけなので、この辺は難なくできるでしょう。
写真を撮り忘れましたが、ブレーキマウントもこのタイミングで外します。
スピードセンサーとマウントを一緒にしてサスペンションにS字フックで吊り下げておきます。
ブレーキマウントは上下14mmのボルトで固定されています。
吊り下げたら、ディスクローターを外します。
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次にタイロッドエンド(T/E)を外します。
自分はブーツを交換するので、それを気にせずがっつしT/Eプーラーをかまして外しました。
まず、キャッスルナットを固定しているコッターピンをニッパーを使って外します。ニッパーの方がテコの原理を使えるので外しやすいです。
ナットは17mmです。ナットを外したらプーラーを使うのですが、外れる瞬間に大きな音がしますので、ビックリしないでください(^^)
外れると、プーラーも地面に落ちるのでクッションを敷いておくと良いです。
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ナックルを取り外すために、ドライブシャフトに衝撃を与えてドライブシャフトを抜きます。ここまでやらなくても良いと思いますが、誤って叩いてナジ山を潰したらアウトなので予防のためにナットをしておきます。外したハブナットを締め直し、叩きます。
右の写真のようにギザギザの磁気ローターが見えてきたら十分です。
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次にL/Aを外します。
L/Aを取り外すためには、①E/Gマウントをどかす必要。②ロアーB/J(ボールジョイント)を切り離す必要
があります。
先にマウントを退かします。
ATのところにジャッキをかけマウントがフリーになりまで持ち上げます。
(あまり持ち上げすぎないでください。E/Gルームの配線類にダメージが)
上部が19mm1箇所。下部が17mm3箇所です。
上部のナットを緩めるときは、マウントの正面左側にあるカバーのボルト(10mm)2箇所を外して、カバーをずらしておくと緩め易くなります。
続く
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