ウォーターポンプメカニカルシール交換(20969km)~分解~
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
実は4月にミッションオイルを交換した時にクーラントが混じっていました。
さすがに30年、20000kmを超えると不具合がでてきますね。
この時は部品が無かったので、とりあえずオイルを交換して様子を見ることにしました。
オイル交換後、約1000kmですっかり白濁しています。
2
クーラント、ミッションオイルを抜きます。
その間にウォーターポンプカバー、スプロケカバー、オイルポンプを外してエンジンカバーを外します。
そのままでも作業できますが力を入れづらいのでステータコイルも外しました。
3
KRの初期型のマニュアルしか読んでいなかったので、ポンプインペラーのシャフトが抜けず困りました。
新品のベアリングも用意していたのでガンガン叩きましたがビクともしません。
よーく見るとどう見てもベアリングの内径よりシャフトの頭の方が大きい。
これは逆に抜かないとダメだと思いインペラーを外したらあっさり抜けました。
※初期型(排気デバイス無)のインペラーシャフトはエンジン側にサークリップで固定しているので、それを外すとカバー側に抜けます。
S(排気デバイス有)はインペラーを外すとエンジン側にシャフトが抜けます。
エンジンカバーを外す前にインペラーのナットを緩めておけばいいかもしれません。
4
シャフトが抜けてもメカニカルシールがすっかり固着して外れません。
ラジペンでグリグリしても抜けませんでした。
どうやらシールのフランジの外側にシール剤が塗布されているようです。
どうせ交換するのでペンチやニッパーで2/3壊したら抜けました。
メカニカルシールの内側にあるオイルシールもすっかり固着してボロボロになりました。
ベアリングはカバー側から内径にあうディープソケットを使って叩きだします。
5
ここまではそんなに苦労しなかったのですが、これからが面倒です。
メンテをする上で、私の嫌いな作業の一つガスケット剥がしです。
手を抜くと漏れに繋がり、すべてが無駄になってしまう地味で我慢の作業です。
カバーにこびり付いたガスケットはなかなか剥がれません。
スクレーパー、カッターなどを使い黙々と作業しました。
エンジン側は腰が痛くなってきたので、バイクを倒して作業しました。
6
ある程度綺麗になったところで、オイルストーンを使って面を仕上げました。
ストーンが入らないところは耐水ペーパーで仕上げました。
この作業に2時間掛かりました。
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