ウォーターポンプメカニカルシール交換（20969km）～組立～

エンジン側からベアリングを外径に合うディープソケットを使って、ハンマーで叩いて入れます。
なかなかまっすぐ入れれず何度かやり直しました。

※ベアリング、カラー、ベアリングの順番です。

次はカバー側からオイルシールを圧入します。
オイルシールには耐熱グリースを塗布します。

※向きに注意します。

次はメカニカルシールの圧入です。
シールのフランジに合うソケットを使います。

※メカニカルシールの摺動面をパーツクリーナーで吹いてから潤滑の為、クーラントを塗布します。

インペラの内側のシールにもクーラントを塗布します。

※インペラの内側にOリングが入っているのでネジ山で傷つけないように外す時は左回し、取り付け時は右回しで挿入します。

シャフトが年月と熱で錆びてきてます。
レストア前に何十年も放置されたいたのでシール剤が固着して漏れに繋がったのでしょうか？

本当は新しい物があればいいのですが、欠品です。
この状態でいつまでもつのやら…

ウォーターポンプカバーとハウジングのガスケットを剥がすのも苦労しました。
本当は時間があればカバーに塗装したかったですね。

オイルポンプを取り付け、同調を取ります。
オイルポンプまではエア抜きしました。

クーラント、ミッションオイルを入れます。
エンジンを掛けて念の為、オイルポンプを指で全開にしてエアーを噛んでないか確認しました。

カバー、カウルを付ける前に漏れが無いかちょこっと走って確認しました。
とりあえず大丈夫そうだったので家に帰ってカウルを付けました。

ガスケットを自作していたら1日で終われなかったですね。