少しでもなにかを

7月1日～2日まで岩手県大槌町、陸前高田市ともごく限られた地域ではありますが、少しでもなにかをするため、行ってきました。

一日目の役割がボランティア作業だったので、大槌北小学校のボランティアセンターから割り当てられた、仮設住宅の生活資材整理を行ってまいりました。

仮設住宅にはすでに入居されている方もおられ、軽い会釈のつもりが、深々とお辞儀され、こけそうになりながらもお辞儀を返しました。

大きい声で『おはようございます！』て言ってみんなに挨拶した。


車を見た人は『わざわざどうもありがとう。』て行ってくれた。


正直もったいない言葉をいただきました。


仮設住宅は、津波の到達した場所より内陸若しくは高台にあり、案内される道中、赤い布切れの旗が立っているところや汽車の鉄橋の橋脚のみの場所、家の基礎のみの所など、がれきは片付いてきているとは言っても、惨状は目に焼きつき、ごく平和な日常を奪い去ったままの状態です。

今回正直言って、2日間のみの作業で何が出来たか？と思うと、・・・。です。

報道されている場所は、手厚くされ、取り残されていくところが出ているのが現状です。

節電の理由がはっきりしないので協力出来ないと言っている奴に現場の問題点を言っても理解できないはずです。烏合の衆に用はありません。

今は政治より現場分担作業です。

機会があればまた行って、長期間作業をしたいです。




高校や中学校でいか焼きも焼きました。



現地のおっちゃん、おばちゃん、小学生、中学生、高校生、小さい子供たち。
みんな笑顔見せてくれた。


ちょっと前に想像したこともない様なとんでもない目に会ってるのに、大阪から来た変な奴ら相手に話もしてくれた。何よりも笑ってくれた。


辛い思いして体育館に身を寄せてるのに笑って話してくれた。


今回の一番の成果かもしれません。




みなさん他人ごとではなく、『明日は我が身』やもしれぬ事を胸に、日々精一杯前を向いて、互いに協力しあいましょう。


みんなで笑顔になれる日を。