上京物語　北から来た関西人・・

上野着のぉ



急行列車ぁ



降りた時からぁ～♪


*石川さゆりの「津軽海峡冬景色」をご存じの方はあのメロディーで歌唱してみて下さい。







どうも。


西からの「おのぼりさん」なのに上野駅からスタートする、ひねくれ者。。
「生まれも育ちも関西・播州人」こと縁側です。



普通（もち例外有り）、西からなら「品川」「東京」なんじゃないの？って所なんですが。。



これには訳が有りまして。




先日いや随分前の話ですが。。



おてんと様からみおろ、いや「見下し（みくだし）」た富士山さん。。




あの日はお仕事で、南東北？　北関東？へ出張しておりまして。。

行きはヒコーキ（めちゃ揺れてコワカタヨ。。何でCAさん平気なん？ぱねえわ。。）



その恐ロシアもあってか。。


帰りは新幹線をチョイスしたんですよ。



シメジ市に帰るには、出張先から、1本では帰れないので乗り継ぎが必要ですが、



その手間を逆手に取って、約20年ぶり、人生2回目の「東京」へ寄り道をしました！



ホントに久しぶりのTOKIO。。



20年前はウブなMＤＣ（丸坊主男子中学生）だった頃。。



部活の合宿で某大学に行って、エアコンもロクに効かない「オンボロ学生寮」に川の字で寝泊まり。。
引率のセンセイは「夜の街」へ消えて行く。。（たぶんね）


唯一の観光といえば。。














「東京タワーを徒歩で登った」事くらい。。









東京はカッペに厳しいとこだわ。。





で、



今回は「オトナの東京散歩」と洒落込みたい所なんですが。。



別の用事があったので、夜にはシメジに戻らないといけません。。


特急で上野に着くのが約10時
東京発の新幹線が約14時




という事は。。









4時間で東京を満喫せなアカン






という「オトナの東京散歩（弾丸ver）」になりました。。トホホ


とはいえ、元々観光目的でなく「仕事帰りの壮大なみち草」なので、


どこ行こう？

何食べよう？

アルタ前に行けばTV映るん？てか、そもそもアルタはどこにあるの？お台場？・・



ワシ・・なんも知らん！




駅のホームでアタフタしていると、後ろから聞き覚えのない声。。


振り向くと、見知らぬ「品の良さそうなマダム」が。。




品マダム「特急は、ここで待てばよいですか？」




ワタシ「え？え？ととと特急？あわわ、たた、たぶんそうです。」



まさか見知らぬ土地で、見知らぬ人に
話しかけられるとは思わなかったのでキョドってしまった。。（あ、いつもか。。）



品マダム「そうですか。」と同時に



ワタシの言葉のイントネーションが、明らかに「地元のそれ」と違う事に気づかれる。。



品マ「どちらから来られたんですか？」


ワタシ「え、ええとシメジから、、シメジ市からです。」と答えると。。









マ「シ　メ　ジ？・・・」











始めてみたかも知れない。。大人のリアルな「キョトン顔」。。




そう。こういう時は都道府県名から言った方が良かったんでしょうね。。




ワタシ「あ！あ、ヒヨコ県のシメジ市です、あのシメジ城のある。。」
今ワタシの脳にある、最大の「シメジあるある」を言うと、


マ「ああ！あのシメジね！」←「あの」って・・他にもあるんかい！？


マダムも驚いた事でしょう。。
たまたま電車乗り場を聞いたら、まさかの関西人だったなんて。。



で、電車が来るまで少し立ち話。。


マダムは冠婚葬祭事で横浜へ向かわれるとの事。。

震災の時はこの辺りも大変だった事。。

関西にも旅行で行ったことがあるらしく
「ヒヨコ県の近くも行った事あるのよー琵琶湖とか♪」



うん。ビワコとヒヨコは・・まあまあ遠いよ。。（関西という事で一括りにされてる？）



など、楽しくお話ししていると、まもなく「別れの電車」が。。


軽く会釈してお互い別の客車に乗り込みます。


ああー「ＮＨＫの大河見てね」言うの忘れてた。。と後悔しても一期一会。。


電車は大都会「トキヨ」に向かって進み始めました。。







つづく