2010年10月30日
高速無料化社会実験
一昨日(10月28日)の最高気温9.4℃は、
「新潟県では、10月の最高気温としては、106年ぶりに10℃を下回った」という大記録?らしい。
本日は朝から中途半端な曇天、午後からは雨。
しかし夜までには台風の雨雲も、新潟県をかする程度で過ぎ去ったようです。
そんな中、休日出勤で新発田市へ。
社会実験で日本海東北道(日東道)が無料化されて以降、新発田市を通る国道7号線を使わずに、高速道路を利用(今日会ったある方の表現を使うなら「上空を通過」)する車が大幅に増加。
7号線沿いの商売は結構な打撃を受けている模様。
今日仕事で会った、7号線沿いで事業を営む方の話によると、先日、国交省より、国道7号線沿いの小売店、飲食店、事業所等に対してアンケート調査があったそうです。
「言いたいこと、色々書いて出してやった」と言ってました。
個人的には、公私共に日東道を活用しており、恩恵は相当受けています。
しかし、この無料化が、7号線沿線の事業者の損失の上に成り立っていると考えると…
有料だって何ら問題ないんじゃない?と思えます。
7号線、113号線、345号線だってよく整備された走りやすい道で、通行料金を払いたくない人の選択肢はあるわけだし。
第一、新潟〜新発田間は、一車線区間の多い日東道より新新バイパス経由の方がむしろ速い。
商業が元気でない街は楽しさや活気が失われてしまうと思うし、小売/飲食/サービス業の不振は求職減に直結、家計に影響。地元にとっては恩恵はむしろ少ないのですね。
特に、新発田市のように生活保護の受給者が少なくない地域では、深刻な問題になりかねないと思うのですが。
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Posted at
2010/10/30 11:03:39
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