
こんにちわ、ぴかすけです。
現在ログ取りとMAFスケール調整とブースト調整を
同時に進めているのでちょっと節操が無くなって
きているのですが、その中でちょっと気になることが
出来ました。
先日から苦労していた6000rpmからのブーストが「タレ」る現象で、
高回転のMAFスケールを少ない値にした所、タレが消えたので実際のタレではなく、
MAFスケールのズレからくる計測ミスであることがわかったのですが、A/F Sensor#1の値が
見るからに薄い値を出力していることに気が付き急遽元に戻しました。
ということで、MAFの電圧を見たのですが、どうやらちょうどタレ始める6500rpm時点で
4.54Vを出力し、その後7600rpmまでずっとこの値が出力されています。
これって、センサーの計測値が飽和してるか吸入量が飽和しているのでは・・・?
センサーの飽和を調べるのは難しいので、吸入量の飽和が起きているかを
確認することにしました。
現在の仕様はマルシェ箱+レーシングサクションリローデッド+乾式3層フィルター。
気になっているのはMAFスケール調整結果が3V付近まで純正よりも下回る値であること。
回転があがると数値が上がるわけですから、多く吸えていれば大きな値になるはず。
でもMAF調整結果は純正値を100%とした時の85%程(-15%)の値になっています。
数値が低いということは純正より吸気効率が悪いのか・・・。
吸気効率を落としそうな要因の心当たりは色々あります。
①AVCSの設定が悪い?
②マルシェ箱。パワーフローサイズギチギチなので容量が不足している?
③ハイブリッドフィルターと同じ素材の乾式3層にしているのですが、まさか純正の
紙フィルターより低効率なのか・・・?
④タービン手前のインテークダクトが細い純正なので吸気量が少ない?
①は否定はしませんがあれこれ設定を変えて電圧に変化が無いのできっと関係ないでしょう。
②のマルシェ箱は純正の吸気ダクト+フェンダー内からの吸気2箇所の穴があるので、容量が
足りないという事はないと思います。
④は高額が社外パーツを購入して交換してみないことには確かめようがない。
ということで③のフィルターを調べることにしました。
フィルター素材起因か調べるには新品のパワーフローフィルターを購入してログを取り、
MAFが修正結果を比較すればわかります。
以下が純正のMAF値と3層のMAF値、2層のMAF値の比較グラフ
アイドリングで1.2V付近なので、それ以下の値は無視するとしても、純正値に対して3層と2層は
いずれも値が低いという結果ですが、2層、3層で明らかな吸気効率の差はあるようです。
純正(100%)>2層(90%)>3層(85%)
で、肝心の2層での最大計測値は・・・4.54Vで乾式3層と同じです。
フィルターに関しては効率の差はあれどフィルターが詰まって吸気量が限界となって
いるわけでは無いことはわかりました。
純正エアクリでMAF電圧を測っていなかったことが悔やまれます。
そもそも純正タービンで6000rpm以降もブースト1.5付近を維持させるのは無理があるのか・・・。
次の検証の手を考えないとなあ・・・。
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ECU | クルマ
Posted at
2012/11/10 23:53:43