停まるな日本

東日本大震災から10日が過ぎようとしています。
マグネチュード9.0の大地震は、想像もしなかった大津波を誘発し死者・行方不明者が1万9,000人超の事態を招いています。

技術の粋を集めた原子力発電所６基の内、何と４基までが大きく損傷し放射能を垂れ流してしまうという始末です。

このような状況下、政治は権力の綱引きを行っている。
情けない。怒りがこみ上げてくる。

安全神話は崩壊し、奢っていた人類の知恵の浅はかさと善人ぶった振る舞い。
買いだめなど悲しい振る舞いの人間も出てきています。
まさに未曾有の天災と人災と社会の未熟さ故の悲しさです。

昨日の余震で、妻が茨城に住む恩師に連絡をとったところ息子さんが福島原発へ向かったとの事。
東電にお勤めだそうで危険でもお役に立つよう頑張ってもらわなければ…と涙声だったそうです。

せめて、自らの心に恥じない自分で在れるように…と。
そして、日本も元気にしなければなりません。