この記事はずいぶん前に別のブログに掲載したのですが、
みんからブログを使ってみようと思い、再掲することにしました^^;
アメリカ出張で購入してきたRoomba。1年ほどの使用で故障が発生し、DIYで直しましたので、その記録です。
先日、突然の故障で働けなくなったRoomba。
故障の症状は同じところをクルクル回って、警告音と共にストップしてしまう現象。
我が家の掃除という家事を一手に引き受けてくれていたRoombaの故障はとても痛いです。
ネットで検索すると、当然ながら日本の代理店は日本国内で販売したものしか修理してくれませんし、修理業者もあるにはあるのですが、けっこうイイ修理代金がかかるようです
もう我が家には新しいRoombaを買おうか という空気も流れ始めます。いっそのこと、夏はアメリカに旅行に行こうかなどと、どこまで冗談なのかわからないアイデアも飛び出しましたが、ネットで検索するとさすが
U.S.A. です。ちゃんと修理してる人がいるじゃないですか!どうやら我が家のRoombaは9beeps Errorという症状らしく、Optical Sensor setの交換で直るらしい。パーツはe-bayで手に入るようだし、どうせ壊れてんだからと、得意のDIYで修理してみることにしました。
ちなみ取扱説明書には、9Beeps Errorの際は バンパー部分を叩いてみろ と書いてあります。昔のテレビじゃないんだから・・・
さっそくe-bayでOptical Sensor Setを購入。センサー本体は55ドル、送料は7ドルで、たった1週間で届きました。

かなりいい加減な梱包です・・・・
1.Roombaの分解スタート!カバーを外します

上部の銀色のカバーを外すとこんな感じ。カバーははめ込みなので、引っこ抜けば外せますが、力を入れすぎてツメを折らないように注意。赤丸のねじと黄○のねじを外して、上側のケースを外します。黄○のねじだけサイズが違ったりしています。
2.裏側のカバーを外す

外さなくても交換できそうですが、作業中に感電したり、動き出したりするかもしれないので、電池を抜いておく必要があります。赤○のねじを外して、回転ブラシはねじを外した後、引っこ抜いておきます。
3.バンパーを外すために
こんなにたくさんのねじを外さなければいけません。けっこうしんどいです。
4.本体ケース上側を外す
5.コントローラー部も外します
6.基盤を外す
センサー交換の作業がしやすくなるように、基盤も外します。このときバンパー側のセンサー類は外しますが、反対側は付けたままです。
ここまでがRoombaの分解。けっこう単純な作りで、中国での大量生産が目に浮かびます(笑)基盤にも漢字が書いているし・・
7.壊れたセンサーを外す
バンパーと接触している可動式のセンサー(写真のゴムっぽい部分)は本体にねじ止めしているのですが、光学式センサーは本体にはめ込んでいます。実はこの
光学センサーを外すのが一番てこずったところで、外し方がわからなかったのですが、下から押し上げてやると外れます。けっこう力が要るので注意です。
8.新しいセンサーの装着
新しいセンサーを取り付けました。あとはカバー類を元に戻して、再充電して試運転ですが、ここで逸る気を抑えて、丁寧に組み立てていきます。いまどき珍しい(?)このねじの多さ。しかも受け部はプラスチックなので、ねじ穴を歪めたりしないよう、丁寧に。
9.試運転
画像はありませんが、ちゃんと動いてます!エラーも出なくなり、きれいに掃除をしてくれるようになりました。 ただ最初の数回はぶつかった拍子にバンパーが戻らなくなり、9Beeps Errorが出たこともありましたが、今は元気に活躍中です。
このページをごらんになって、修理を実行されても、当方は責任を負えませんので、あくまでも自己責任で。確実に修理したい方は、Roomba代理店か修理業者さまにお願いしたほうが良いでしょう。
(追記)
最近、東芝からも自動お掃除機(Roombaそっくり)が発売されていますね。モップが付いていたり多機能そうですが、壊れたからebayでパーツ買って、DIYで修理とは行かないでしょう。必ずメーカー行きのはずです。
Roombaはロボット工学研究のためのプログラミングキットまで発売されていますから、DIY派には嬉しいですね。アメリカの懐の深さを感じます^^
次回は最近も修理しましたので、その記事を掲載したいと思います。
車とぜんぜん関係なくてスミマセン・・・でも一応、タイヤが付いています。2輪ですが。
Posted at 2012/01/19 22:54:01 | |
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