
のっぺり君、スズキスポーツのフロントパイプとマフラーを同時交換しました。
インプレッションを書くには、乗り換えた瞬間の変化を冷静かつ客観的に捉えなければいけないが、
どうしても、高いお金を出して、装着したものは、嬉しさが先に立ち、プラシーボ効果が出がちになる。
また、チューンしてから時間が経ち過ぎると、感覚が慣れてしまい、違いが分からなくなってしまうこともある。どのタイミングで綴っておくかが、重要かと思う。まえがきは、これくらいにしておこう。
作業完了の連絡をもらい、仕事も早々に切り上げて、ディーラーに向かって、事務所で清算して、帰ろうと、のっぺり君に乗り込み、ドキドキしながら、エンジンを掛けると、ノーマルよりは、大きなサウンドが響いた。音については、個人差、好き嫌いがあるので、参考しない方が良い。
ちなみに、以前に直列4気筒ターボや6気筒ターボを社外マフラーで所有していたことがある。
のっぺり君のスズスポの音の大きさは、保安基準以下とあって、控えめな感じで、社外マフラーにしては、ぜんぜん物足りないと思うし、音質的には、3気筒小排気量のせいか、軽い荒っぽい音って感じです。以前の車では、ブーブー文句を言っていた家族からも、今のところ、何も言われていない。
今の自分の好みは、音量は、控えめが良かったので、この程度で申し分ないが、音質は、別の言葉に言いかえると、安っぽい。
次に走りだしのインプレになるのですが、ディーラーからのっぺり君で帰ろうと、アクセルを踏んだ瞬間、なんじゃこりゃ?スカスカじゃん。発進時のトルクが、あまりにも痩せており、驚いた。
ディーラーにのっぺり君を取りに行く時に、家族の普通車を運転して行ったのが失敗でだった。家族の車は、滅多に自分は、運転しないが、送迎される時も、自分で、運転させられるのである。
何が失敗だったかと、言うと、その直前までに運転していた普通車と、のっぺり君を比べてしまうことになり、感覚が麻痺して、混乱してしまったと思われる。自分はこの程度の感覚しか持ち合わせていない。
そして、中速、高速域(エンジンの回転数)なんですが、20km/hあたりから、強めにアクセルを踏み込んでみると、大きめの音で、エンジン回転数が上がると共に、速度も上がってゆく感じで、明らかに、ノーマルとは違う加速をしてくれた。いくら鈍感な自分でもはっきりとわかるくらいのパワーアップを感じた。やっとエンジンらしくなってきた。すべてが官能的、抽象的な表現になってしまうが、ノーマルでは、トルクフラットで仕上げられているのか、いくら踏み込んでも、エンジンが上がるだけで、加速が後についてゆくような加速感に欠けていたけど、とても良いフィーリングになった。この中高速域の特性なら、発進の低速トルクと引き換えになっても、いいかと思った。
低速トルクやっぱり、細くなった。ススキスポーツのフロントパイプとマフラーの出力特性のグラフを見直そうと、ホームページを開いてみて、気がついた。
「ええ!?」フロントパイプの出力特性グラフの横軸のエンジン回転をよくみたら、3750rpmからしか書かれておらず、このグラフの延長線上に1000rpmを取ったとすると、あきらかにノーマルより下回ると思われる。だから、グラフは、ノーマルより上回る回転数の3750rpmから描かれていることに気がついた。自分は、アイドリング900rpmからグラフが描かれていて、全域で上回るなんて、怪しいと思っていたが、このグラフには、確かに偽りはない。
これは、ATの車では、辛い特性である。マニュアル車であれば、ここ一番での発進では、3750rpm以上で、クラッチミートさえ上手くやれば、いかようにでもなる。フォトに上げている、2ストのNS-1のバイクでは、8000rpmでクラッチミートして発進していたこともあったが、クラッチがつながったと思ったら、すぐシフトアップとなった。
そんな訳で、トータル的に見て、フロントパイプとマフラーは交換して良かったと思う。
翌日、想定外の症状に、悩まされるとも知らず、自分の感じたフィーリングが0-60kmタイム計測で、どんな結果になるか、ワクワクして、夜、眠れなかったのは、昨晩のことだった。
タイトルの「素人は怖いもの知らず」の話をまだ書いていないが、”素人は自分のことです”それだけ記載して、ここで休憩、次回に続く・・・
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2010/12/05 05:06:30