駐車場貸出アプリの落とし穴

個人の駐車場や遊休地を駐車場として貸し出すサービス。確実に駐車場を確保したい時や、相場だと料金の高いエリアで安く使えることもあるので、ちょくちょく使わせてもらっているのですが、今日行った駐車場は色々考えさせられる物件でした。

レビュー欄に「植木鉢が邪魔」というコメントがいくつかあり「は？それってたまたまなんじゃ？」とか思い、詳細欄に書かれた寸法的には全く問題なかったので迷わず予約したのですが、現地に行ってみて、ようやく状況を理解しました。

現地は区道から一本入った場所。道路に面して5軒の戸建てが建っていて、サービスが提供されているのはちょうど真ん中の家だったのですが、クルマをバックで入れようとするとちょうど支障する位置に、植木鉢が置かれていたのです。で、はたと思ったのは「この道路、実は私道？」ってことでした。公道なら路上に支障物を置くのは(誰がどう処分するのかはさておき)道交法違反ですが、私道ならそもそも処罰する根拠がありません。ではなぜ、支障する場所に？考えたのですが、駐車場貸出を近隣の住民は快く思っていないので、無言の抗議として植木鉢を置いているんじゃないかと…私たちにとっては便利なサービスでも、近隣の住民から見たら「クルマ版民泊」みたいな捉え方をされているのかもしれません。幸い、何のトラブルもなく利用することができましたが、この手のサービスを使う上で気を付けなければいけないポイントだなと感じました。