2012年06月10日
ビバーク対応装備②
今回の休みも天気が微妙だったので、山歩きはしませんでした。
わが地元静岡県も梅雨入りしたそうなので、しばらくの間は休日の天気予報がやたら気になりそうです(´∀`;)。
今日は自宅周辺では雨は降りませんでしたが、山の方は雲が掛かり雨も降っているようなので、仕方なく近くのアウトドアショップやホームセンターを見て歩いてました。
結局、購入したのはモンベルのアンダーウェア(下着)でした。
シャツやズボンの下にアンダーを着ると、1枚余分に着込むので暑くなりそうですが、最近のアンダーはよく考えられており着込んだ方が涼しく感じたり汗が素早く乾くような工夫がされていたりします。
ブランドとか使用用途は違いますが、最近では「着た方が涼しい」と謳っているユニクロのシルキードライが有名ではないでしょうか。
暑さ対策だけでは無く、汗冷えしにくいという事で標高が高い場所など寒い時にも適応性がありそうです。
話は変わり、前々回のブログで山歩き用のビバーク対応装備を少し紹介させてもらいましたが、今回も紹介させていただこうかと思います(野外活動ネタが無いので…)。
これは細引きと言う細いロープです。
登山用のロープと言うと、登攀用のザイルが真っ先に思い浮かびますが、画像の物は登攀用では無くテントの張り綱や靴紐などに使える大変汎用性の高いロープです。
汎用性は高いですけど、径が細く材質も登攀用には適していないので、当然登攀には使えません。
私は5mの細引きを2本ないしは3本携行していますが、主な目的は緊急時のビバーク(野営)でツェルトを設営しなければならない時、この細引きを使ってツェルトを設営する為です。
テントと言えばポールやペグを使って設営するのが一般的ですが、緊急時にペグが使えない場所もあるかもしれませんし、呑気にペグなど打てないかもしれないですし、ポールなどを携行すると荷物になってしまう可能性もあります。
細引きがあれば工夫次第でツェルトの設営も可能になりますが、当然技術の習得がある前提の話なので、今後練習していく必要があります。
という事で、近場のキャンプ場で練習してこようかな(・∀・)。
こちらはバンジーコードです。
こちらも汎用性が高そうなので携行しています。
ツェルトにも使えそうな気がするので、こちらも近いうち練習ついでにテストしてみたいと思います。
こちらはテント用のペグですが、材質がアルミで1個あたりの重量は何と5g!と怖ろしく軽いです。
全長は8cmにもなりません。
あまりにも短く軽いので「こんな物が果たして役に立つのか?」と心配になりそうですが、ペグはまあ使えればラッキー程度なのでオマケとして携行する事にします。
こちらはシュラフカバーです。
シュラフカバーとは、シュラフ(寝袋)の外に被せてシュラフが濡れてしまうのを防ぐ為の物です。
付加効果で僅かながら保温性を上げる効果もあります。
雨など外部からの水を防ぐのは勿論ですが、自身の汗で濡れてしまう場合にも効果があるように、最近ではゴアテックスのような防水透湿性を備えた物が主流になっています。
登山用シュラフは保温性が大変重要になりますが、雨や自身の汗でシュラフが濡れてしまうと、保温性が下がってしまったり濡れたまま乾き難かったりする場合があります。
化学繊維ならまだ保温性や速乾性はまだ良いですけど、最近主流のコンパクトで軽く暖かいダウンシュラフは濡れてしまうと保温性が一気に無くなってしまい乾かすのも大変です。
画像のシュラフカバーはメーカー独自の防水透湿性素材を使ったもので、シュラフカバーとしての使い方の他に、夏の暑い時期には単体でシュラフとしても使えるようになっています。
ただし単体だと保温性は殆どありません…早い話が寝袋の形をしたレインウェアに包まっている感じです。
緊急時にツェルトが無い場合には、シュラフカバーに包まるという方法もあります。
レインウェアと全く同じ防水透湿性を備えていますので、ある意味ツェルトよりも水を防ぐ効果は高いかもしれません。
ただし形がシュラフそのものなので、剥き出しの顔の部分は何とかしなければなりませんけどね。
どうしてもビバークしなければならなくなった時は、ツェルトを張るなり被るなりして、その中でシュラフカバーに包まれば生還する可能性が高くなるだろうという狙いがあります。
でもこの装備だけでテント泊登山するのは、快適性は期待出来ませんし多分寒いだろうと思います。
ちなみにこれらの装備、登山用だけでは無く防災時にも役立てようと考えて購入しております。
また時間がある時に装備など書けたらいいなと思いますが、今回はそろそろこの辺で。
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Posted at
2012/06/10 22:50:45
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