この前買ってきたリンゴの「秋映」、一寸いたずら うさぎさんに剥いてみました。左右対称にならなくて、いつも歪んでしまいます。剥いた人の性格 映すのかしら??困ったもんです。でも、子供の頃、この一手間かけたリンゴがお弁当とかに入っていると嬉しかったっけ。興が乗って、もう一寸 飾り切り。木の葉です。これも不恰好(笑)この「木の葉」のリンゴ見ていたら、学生時代のアルバイト先での出来事を思い出しました。アルバイト先はとあるアパレル関係の会社の社員食堂。夕食付に惹かれて 友達と応募して採用になりました。板前さんが責任者で 包丁の持ち方とか 綺麗な盛り付けの仕方とか 色々教えて戴きました。そこには 時々社長さんもみえて お食事なさっていました。板前さん、一生懸命 気を使っておもてなしをしていました。ある日、板前さんが用事で他出している時、その社長さんがお食事に見えたのです。「どうしよう!!」といっても、友人と二人でしのぐより仕方ありません。精一杯 気を使って 盛りつけをしました。その日のメニューのデザートがたまたま林檎だったのです。それで、見よう見まねの飾り切り「木の葉」を別皿でお出ししました。それを見た社長さん(キリッとした女性の方でした)社 「これ、あなたが?」私 「はい、不恰好ですがすみません。」社 「そう、ありがとう」と喜んでいただきました。そんな昔の事を思い出しました(笑)