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まとめ記事
CG125の燃料タンクを社外品(規格外)と交換
gunma_mbさん
2020/02/24
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CG125のタンク交換が終わったので、一旦まとめてみます。
整備素人の私が行ったので、様々な問題が発生しました。
それでもどうにか、私なりにクリアしてみました。
交換に当たり、かなり大胆な方法も含まれています。
まだ試乗程度しかしておらず、今後更なるトラブルが発生する恐れも残っています。
特にタンクを切り抜く改造はリスクも大きく、もし参考とされるのなら、自己責任でお願いします。
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燃料タンクの購入
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私が購入したのはマットブラックですが、現在在庫がないようです。 CG125対応とありますが、タンクの内幅が狭く、そのままでは取り付け出来ません。 (90cc以下用としか思えないくらい狭いです) マウントゴム取り付け用の金属部分を削るか、タンクの内側を叩いて凹ませる必要があります。 私は後者を採用し、かなり強引に取り付けました。 その後、タンク内側を切り取りマウント部そのものを自作する方法に切り替えました。 この欠点さえなければ、割安かつ簡単にバイクのイメージチェンジが出来ます。 ※翌日に問題が発覚したので追記します。 タンク内がかなり錆びていました。 タンク内をコーティングしないと、安心できません。 よって、評価の星を一つ減らしました。 実際に使用してみてのレビューを追記します。 純正キャップがポン付け出来るのは良いのですが、空気穴の無いキャップは燃料が送られなくなるので使用出来ません。 空気取り入れ口を付けてくれたら、☆を一つ追加しても良いですね。出典:gunma_mbさん
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こちらのタンクは、現在販売していないかも知れません。
Amazonなどでも見かけなくなりました。
125ccクラスで使用出来るサイズとは思えません、
内側の狭さに加え、全長もやや短く、マウント部分の位置が全く合わないのです。、
もっと小柄なCD90などなら、使えるのかも知れません。 -
一回目の取り付け
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チャコールキャニスター装着車は、燃料タンクにパイプがあります。出典:gunma_mbさん
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最初の交換では、かなり強引な手法で取り付けています。
純正のキャップを使用した事で、空気が入らずに燃料が送られないトラブルが発生しました。 -
燃料タンクを交換した翌日に、エンジンが突然止まってしまいました。 燃料が送られていない様な症状です。 燃料タンク内の錆が原因で、燃料が供給されなくなったと予想しました。 どの程度の錆がキャブレターに流れたかを確認する為、コーヒーのフィルターを使い燃料を抜いてみました。出典:gunma_mbさん
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錆び取りと、タンク内の防錆塗装を行いました。
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漏斗とコーヒーフィルターで、燃料コックからの錆の出方を確認しました。 思った程は出ていないものの、細かな錆がキャブまで進んだ点が気になります。 ただ、エンジンの試運転では、今のところ正常に回っています。出典:gunma_mbさん
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錆止め塗料で有名なPOR-15で、タンク内の塗装をしました。 天候不良により、当初は日を改めるつもりだったのですが、サンポールで錆び落としをしたので再び急激に錆び始めたからです。出典:gunma_mbさん
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二回目の取り付け
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規格が合わないマウント部を作り直しました。
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タンクのマウント部の幅が狭く、車体に当たってしまいます。 そこでタンクを切り抜いて、自分で作ったマウント部を接着する事にしました。出典:gunma_mbさん
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その1で作ったマウント部を、エポキシ系接着剤と同粘土タイプの二種類を使用し、念入りにタンクと接着します。出典:gunma_mbさん
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空気の取り入れ口も付けました。
これで純正の燃料キャップが使用できます。
鍵が二つにならないメリットと転倒しても燃料がこぼれないメリットがあります。
併せて、チャコールキャニスターに接続し、気化したガソリンを大気中に放出させない機能を有効にしました。
タンク内の気圧が下がったら吸気して、タンク内の圧力が上がったらチャコールキャニスターに送られる事を期待しています。
果たして思惑通りに行くのか、現時点では未定です。
結果が悪かった場合、対策と共に紹介したいと思います。 -
安価な燃料タンクに純正の燃料キャップを使用したところ、空気が入らずに燃料供給が停止してしまうトラブルが発生していました。 そこで、空気の取り入れ用バルブを取り付ける事にしました。 また、取り入れ口を兼ねて、気化したガソリンをチャコールキャニスターに送る事を試みます。 バルブ製作の材料は、草刈機の壊れたキャブレターの部品です。 (画像中矢印の部品)出典:gunma_mbさん
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自作したバルブの取り付けに使用する部材です。 M5のワッシャは、M6のバルブに合わせタッピングしました。出典:gunma_mbさん
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マウントゴムなども作り直しました。
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前回作ったマウントゴムは、5mm厚のゴムシート二枚を丸く切り取ったのみでした。 これでも固定されるのですが、3000rpm辺りでタンク周辺に不快な共鳴(共振)がありました。 原因は不明なれど、少しでも共振を減らすべく、ゴム部品に改良を加えます。出典:gunma_mbさん
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タンクの加工及び必要なパーツが揃ったので、車体に取り付けます。
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前回のタンク交換後に、燃料コックをメインタンク側にしていても、リザーブタンクの燃料まで使ってしまう異常がありました。 原因がよく分かっていませんが、ゴムパーツ一つを軽視した為だと推察できます。 おそらく燃料コックのパイプ状の部分がメイン用で、先端より下側がリザーブ用なのでしょう。 前回は考えもなしにコック先端部に取り付けてしまいました。 今回は根元に押し込みながら取り付けてみます。 ※根元側に、ゴムパーツが入る様な隙間は見当たりません。出典:gunma_mbさん
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以上で、燃料タンクの交換が終わりました。
もっと効率的で良い方法があるのかも知れませんが、とりあえず取り付ける事が出来ました。
前回発生した共振を改善したく、ゴムパーツも作り直してみました。
試乗してみたところ、共振の状況はあまり改善されていません。
ただし、前回はエンジンブレーキを使用した時の3000回転のみの共振でしたが、今回は特定の回転数で顕著に出る症状は、今の所ない様です。
全体的に、エンジン回転数の応じた振動があるのみです。
今回の場合、ゴムパーツが完全にフィットしていない事が原因の様に感じました。
(前回は強引な取り付けが原因と推察)
今後の課題として改善を図るか、そのまま気にせず乗り続けるかは、振動の度合いに応じて検討します。
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