ヨーロッパラリークロス選手権第7戦がフランスのロエアックで開催され、アンドレアス・バッケルドが優勝した。今回シトロエンDS3でゲスト参戦したセバスチャン・ローブは、決勝ラウンドに進む直前で敗退している。
ノルウェー人の若手バッケルドにとって今回がスウェーデンラウンドに続く2連勝目となった。バッケルドは準決勝を勝ち進み、ぺタ-・ソルベルグと共にフロントローを獲得。抜群のスタートを決めたP.ソルベルグが、第1コーナーでバッケルドをパス。
タンナー・ファウスト、タヴィ・ジャネー、ティムール・ティメルジャーノフが3位争いを展開。最初のラップでフランス人のジャネーがジョーカーラップを選択すると、ファウストとティメルジャーノフのふたりがサイドバイサイドのバトルに。
バッケルドは2周目でP.ソルベルグを抜こうと試みたが失敗。P.ソルベルグがトップをキープする。バッケルドは3周目にもP.ソルベルグに並ぶと、一気にトップへと躍り出た。彼は終盤、ジョーカーラップを走り、その後トップに戻って最後までリードを譲らなかった。
ティメルジャーノフは2周目に、ファウストは5周目にそれぞれジョーカーラップを選択。ファウストはティメルジャーノフのすぐ前でコースに復帰。ところが、ふたりは次のコーナーで接触し、ファウストが壁に衝突してしまった。
バッケルドはリードを広げ、フィニッシュの時点で2位との差は2秒に拡大した。2位はP.ソルベルグ、3位にはジャネーが入り、以下ティメルジャーノフ、ガエタン・セラザン、ファウストが続いた。今回ローブは準決勝でティメルジャーノフに0.4秒差の4位に入り、決勝進出を逃した。
クリス・ミークも18位で準決勝に参加できなかった。彼は週末を通じて速さを見せたが、ヒート2でパンクして、ヒート3でラフドライビングのため失格となっている。
以上、Rally X mobileより抜粋
昨日は(日本語での)詳細がわからず、とりあえずリザルトと動画を見ながら書いたけど、ようやくレースの内容がわかった^^:

それにしても、あれだけ激しいバトルして、時にクラッシュすることがあったけど、クリス・ミークみたいにラフドライビングで失格になるんだね~。
なんかそういうのは無くて、平気でライン塞いでクラッシュするのは普通にやってるのかと思いきや、ちゃんとヒドイのはペナルティを受けるとは。
まあ、FIA公認競技だから、そこら辺はちゃんとやってるんだね。
今回ゲスト参戦となったローブも速さを見せ付けたけど、運が悪いというかスタートでサイドバイサイドになり、弾き出されることがあってファイナル進出は叶わなかった。

因みに、今回はぺターの兄へニングもサーブを駆り参戦(↑の赤いマシン)。結果は残念だったが、今シーズン数回参戦しており、ぺター共々楽しんでいるようだ。
そういえば、今回2勝目を挙げたバッケルドって若いノルウェー人ドライバーは、以前ぺターのファクトリーに居たらしく、前回の優勝の時にぺターが我のことのように喜んでいたそうな。

今回もバッケルドは“恩師”ぺターとのバトルを勝ち抜き優勝したわけで、ぺターは勝てなくて残念だけど、参戦後最高位をマークしたし、勝ったのは“弟子”だしで、嬉しかったんじゃないだろうか。
Posted at 2013/09/03 13:13:09 | |
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