今回もカモン!!カワサキロ(音泉共々略)w
はい、カワサキのマジックナンバーたる「900」を担った三代目ですね。
【Kawasaki ZX-9R】
「カワサキZX-9R」
いわゆる「ユメタマ」さんです。
え?、なんでユメタマと呼ばれているのかですと?。
はい、こちらの画像を五郎次郎いや御覧じろ。
はい、カウルサイドのZX-9Rの文字ですが、見ようによっては「ユメタマ」に見えませんか?、いや、見える!!、私にもユメタマが見える!!(某赤い3倍大佐の如く言い切るw)。
だからユメタマなのです。
1994年にデビュー、Z1、Ninjaと続いたカワサキの悪魔の数字666じゃなくて、神聖な900の数字を背負って登場しました。それだけ気合いの入ったバイクだったのです、ZZ-Rよりも軽く、扱い易くとの願いを込めて、でも、ホントの所は同時期にホンダワラさんが・・・ね。
【「炎の剣900」で、我々の神聖なる900の数字に喧嘩をふっかけて来やがったからなんかムカついた!!】
これがカワサキさんの本音です、うん、クラス最速は「カワサキイズム」である!!w 。だからこれでどうだ(初代B型、通称Bタマ)。
あれ?、なんか丸い・・・なんか幅も太い。そしてなんか長いぞ炎の剣より。
案外カワサキにしてはお顔も可愛らしいし。
B型スペック
水冷4サイクルDOHC4バルブ並列4気筒、排気量889cc、最大出力139馬力よっしゃ!!ざまあみさらせホンダワラ!!
「乾燥重量 215kg」・・・・はい?。
尚、ホンダ炎の剣900の乾燥重量は185kgですよ。
馬力では9馬力ほどタマちゃんが上回っているんですが・・・うーん(-_-;)。
ちなみに、発表された時にカワサキイズムを語る上での重要アイテム「リアグラブバー」が付いていないじゃないか!!と騒がれ、カワサキ側は「あんなのは飾りです!!、偉い人にはそれがわからんのです!!」と弁明・・・嘘です。
結局、炎の剣ほどは売れませんでしたとさ。
お前、マジックナインよ?、我々カワサキの神聖なる数字よ?、炎の剣を叩き折れ!!。
と、いうわけで、今度は600ccクラス(ZX-6R)をベースにして、いや、これ、炎の剣の手法の朴・・・いえ、なんでもありませんw。
1998年のC型(Cタマ)へ。
うん、小柄になった、軽くなった。重量も183kgと結果にコミットしたぞ!!。馬力も143馬力へアップ!!、がははは炎の剣へし折ってやったわww、グラブバーも付けてやったわい!!。その年はこの世の春でした、顔がなんか下品とか言われましたがw。
しかし、翌年に。
はい、ちょっくらごめんなさいよ~と、ヤマハモトーレンヴェルケが空気を読まずにこれを・・・R壱。
こちら、150馬力、乾燥重量177kg・・・。
タマよりも速く、あっさりひっくり返されましたとさ(-_-;)。
もう、900じゃダメなのか?、いや、そんなこと無い!!、900は神聖なんだと最早意地のカワサキイズム(同義語、頑固)で。
2000年にE型(Eタマ)をひねり出しました。
ははは、どうよこの昆虫顔!!。昨今主流の昆虫顔はここから始まったのかも知れませんな。
馬力を涙ぐましい努力で144psに、後はさほど差はありません。しかし、足りぬ・・・足りぬのだ(ブワッ)と世紀末覇者のように涙するばかり、R壱の牙城は崩せずでした。
そして、断末魔。
あ?900?、もう知らね。
もうすぐ1000出すし、それでダメなら1200も出してやるし。
ああ、ユメタマね、もう許して。
2002年F型(Fタマ)、最終型です。
馬力そのまま、何故か重量が数キロ重くなりました(^_^;)。グラブバーまた外したのに何故?。
結局、R壱には1000と1200で立ち向かうと決めたので、案外投げやりです。
でも、タマちゃんは、実は高速ツアラーとしては一番優秀なんですよ。剣や壱よりポジションは緩く、Cタマにはグラブバーまで付いているし。長距離も案外楽なんだそうです。
さて、中古市場、案外出回っていませんね。
B型と、一番売れたC型が流通のメイン、過走行気味の個体が多く(走行3万以上)、お値段は50万あたり。長く乗る方が多い模様です。
形はB型、性能はC型、これが個人的には理想なんですが。総合的に見るとやはりC型ですかね。なんか、大爆笑してるような顔なんですが。
イジるならマフラー改ぐらいで充分かと。
なんだか、三代目としてとても頑張ったんだけど、「不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまった」マジックナイン、それがユメタマかなと。
まあ、カワサキさんは、割とこのパターンが多めなんですけど。
ブログ一覧 |
バイク
Posted at
2016/09/22 22:01:03