はい、予想通りやります。カワサ菌のアレですよ~。
【Kawasaki BALIUS】
「カワサキ バリオス」です。
画像はこちらですね。
えっ?、これなんか違うんじゃないかですと?、失礼こちらでしたね。
だから違うでしょうが!!、タンクに燦然と「スズ菌」って書いてあるでしょうが!!(´Д`)
いや、実は完全に間違いってわけでも無いんですよこれが、理由は後程。
1991年にデビュー、レーサーレプリカである「ZXR250」の水冷エンジンを鋼管パイプフレームに搭載。
そのスペックは。
水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒、排気量249cc、最高出力 は45ps(A1~A2まで)、40ps(A3~B7Fまで)。
上記のZXR250のエンジンを、中低速重視にリセッティング、外観も空冷風なフィンを付けたり、カバー類の形状を変えて搭載。
その最高回転数はなんと19000rpmを誇ります(A1~B2まで)、1993年からの後期型は(B4~B7F)新馬力規制により17000rpmまで落とされやや低速重視に、馬力も40馬力となりました。
初期型はリヤサスペンションがモノショック(1本サス)です。
マイナーチェンジでハザードと燃料計が装備されました。
これが初期型バリオス、後期型より少し丸い感じですね。
1997年にビッグマイナーを敢行し「バリオス2」へチェンジ。
こちらがバリオス2
リヤサスペンションがツインショック(2本サス)へ退化?、サイドカバーやテールカウルの形状も微妙に変化しています。
初期型より全体的にエッジが立った目の付け所がシャープ(ホンハイ傘下)なスタイルになりました。最終的にはあの日本のバイクを殺したと言っても過言では無い平成19年(2007年)排出ガス規制を乗り越えられず、生産を終了しました。
日本のバイク業界をほぼ抹殺した悪法です(-_-#)。
バリオスは、カワサキらしからぬ金属音の混じったような排気音が特徴です。音だけ聞いたらなんかヤマハっぽい程・・・(^_^;)。
しかし、その走りはネイキッドの枠を越えてかなりアグレッシブだと評されております。
初期型は正に天井知らずにエンジンが回るそうです。
そこは「タマよりも速い」と言われた・・・
ZXR250譲りのエンジンですからね(='ω'=)=3♪。
中古市場は「今が買い!!」。
初期型は走行15000あたりで20万前後と「まぁ!!お買得だわっ!!」な価格です。後期型は最終型のちょっとアレ(おめでたい)なカラーで40万越えあたりです。2本サスの方が人気があるのやら。
でも、どうせ乗るなら天井知らず回転でフルパワーの初期型に乗りたいですよね!!(強制的同意)。実は次期候補の「本命」だったりします。お手頃で高性能ですし、ほぼ同率ぐらいでR1-Zが争っていますw。バリオスにはモリワキマフラーを付けて乗りたいですね。
それでは、今回はこれにて!!。
はい?、お前、何かを忘れていないかですと?。
ああ、最初の二枚の画像の事ですかね。
はい、あの二枚は冗談でもフォトショで合成でも無く本当にあったんですよ。
「スズ菌バリオス」が。
2002年よりカワサキからのOEM供給で、スズキからもバリオスを売っていたんですよ。
「GSX250FX」という名前で販売されていました。
何だこのスズカワサ菌混合ウイルス的な名前は(´Д`)。
でも、中古市場では珍車扱いで、本家バリオスより高めの価格帯(40万前後)だったりします。
青白カラーには、クーリーレプリカ風のビキニカウルを付けると案外似合いますよ。
Posted at 2016/04/07 22:54:02 | |
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