先週、とってもショックなことがありました。 て言うと大袈裟かも知れないんだが、でも、やっぱし自分にとっては大きな出来事でして、それは、32年前から食べていたラーメンが、もう食べれなくなってしまったのです。
「じゅらく」 という小さなラーメン屋なんですがね。 ここの 「にんにく焼肉ラーメン」 ってのが大好きだったんです。
基本は濃い口の醤油ラーメンなんだけど、擂り下ろした大量のニンニクと、それだけじゃない、スライスしたニンニクも入っているという、そりゃとてつもなく強烈なニンニクで、そこに熱々の豚バラ焼肉がのっかって出てくるんです。
おしんことご飯も一緒に出されるんですが、そのニンニクの利いた焼肉で食べるご飯がまた美味かった。 でも、大好きなんだけれども、意に反して年に1~2回しか食べれなかった。 それは食べて帰ると家族からブーイングの嵐だからでして(笑)
それがとうとう、ついに、食べれなくなってしまった。
張り紙によれば8月の28日にて閉店とのことだ。
「45年間のご愛顧ありがとうございました」 みたいなことが書かれていた。
45年間かぁ~、ほぼ半世紀の営業だったんだと、32年しか知らない自分は初めて知った。 いつの間にか70歳過ぎた老夫婦の店になってしまってたんだな。 「真っことお疲れ様でした」
でも、せめてあと一杯、一杯だけ最後に食べたかった。
携帯の中に画像が残ってた。 不透明な濃い醤油色の割には、そんなにしょっぱくないです。 ちぢれた平麺との相性がよかった。 つうか、好きだった。
白い塊が擂り下ろしたニンニクで、画質が悪いけどニンニクと一塊で茹でタマゴのスライスが写ってる。 あとはホウレンソウと独特のメンマと海苔がのってて、それらの下に豚バラの味の滲みた焼肉がゴロゴロしてます。
Posted at 2011/11/23 10:17:22 | |
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