
先日 Honda ディーラーマン用の白い作業着を某オークションで落札。
以前までDIY用に使用していた作業着に穴があいたので、新規購入。
なにげないHondaの作業着ですが、実はホンダの作業着にはホンダならではの拘りがあります。
HPより・・・
社長も身につける、こだわりの服「白い作業着」
白い作業着。
Hondaの工場では、社長であろうと社員であろうと、誰もがみんな
「白い作業着」を身につけています。
本来なら、汚れの目立たない色にするところなのですが、
わざわざ汚れの目立つ“白”を選びました。
理由は明快。クルマづくりは、命をあずかる仕事だと、私たちは考えています。
それは、白衣をまとい、人の命を守るお医者さんと同じ気持ちで、クルマをつくることで
あると考えたのです。
上着は、隠しボタンになっていてベルトのかわりに、紐を使います。
これは、クルマを傷つけない心づかいです。
この「白い作業着」は、日本だけでなく、世界中のHondaの工場すべてに実施されています。
アメリカのオハイオ州に工場を建てる時、この白い作業着が話題になりました。
アメリカでは“白”というと、お医者さんかペンキ屋さんなんですね。
『“白”だけは着たくない』と、個性を大切にするアメリカ人の主張。
特に、毎日お気に入りの服を着たいという、ご婦人の方々からの猛反対があったそうです。
しかし、私たちの理念を誠意をもって説明したら、判ってもらえたというエピソードも…
「白い作業着」。
これは心をこめたものづくりにこだわる、Hondaならではの哲学のシンボルです。
また、本田宗一郎には作業着にまつわるこんなエピソードも有ります。
皇居での勲一等瑞宝章親授式へ出席の際、「技術者の正装とは真っ白なツナギ(作業着)だ」と言い、その服装で出席しようとした。「天皇陛下の御前では失礼に当たります。これまで正装(燕尾服)以外で親授式に臨んだ受章者は誰一人おりません。」という説得にも耳を貸そうとせず、「いなくたっていいじゃないか、俺は白い作業着を着たいんだ」と強硬に言い張ったが、さすがに周囲に止められ、最終的には社員が持っていた燕尾服を着用して出席した。
オヤジさんならではですね。
自分も元々エンジニア。
その心意気を買い、この白い作業着を手に入れました。
CR-Zのメンテから子供会の廃品回収時まで、おおいに活用しようと思います。
(残念ながら、本業はディーラーマンではありませんので。。。)
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Posted at
2011/05/09 18:49:44