先日、
リフレクター装着の経緯と選定についてアップしましたが、今回はその装着編です。
このリフレクターのLED化を決める前には、装着方法について色々調べました。
バンパーを外さずに自分で装着が出来そうならばLED化するし、外す必要があるなら自分での装着は無理なので、LED化を諦めるつもりだったからです。
まず、ジュ○ックさんの商品説明では「バンパーの脱着が必要なので専門業者に依頼を」と書かれていましたが、多数の取付実績のある
井藤電気サービスさんのブログでは脱着せずに装着されている様で、ブログ上で確認してみたのですが、やはり脱着せずに装着が可能との事でした。
それが判ると、後はどうやるとリフレクターが外せるかを何度もリヤバンパーの下に潜って、判らないところはDに問い合わせて教えてもらいながら、何とか自分で装着できそうな見通しが付いたのでLEDの発注をしました。
まず、リフレクターの脱着の仕方から説明します。
リフレクターの内側の下(リアバンパーの下)には写真の様な深底型のトレイが運転席側も助手席側も下から付いています。それぞれ、2つの樹脂フックと1本のボルトで止まっています。
(↓運転席側の深底型トレイ)
樹脂フックとボルトの3箇所を外すのですが、2箇所は覚えていますが、もう1箇所は場所を忘れました。スミマセン。
運転席側のトレイはそれらを外せば簡単に外れますが、助手席側はそれだけでは外れなくて、写真の様な十字の部品を弄る必要が有ります。
(↓助手席側の深底型トレイ)
前述の樹脂製のフック2個とボルト1本を外した後、トレイ全体を下へ引っ張りながら、この十字部分を左へ回していくと徐々にトレイが下がってきて外れます。(途中でうっかり上へ押すとまた中へ入ってしまうので注意して下さい)
そうすれば、両方ともカバーが外れ、バンパーの下からリフレクターを脱着することが出来ます。
リフクレクターは片側がフックで、もう片方はボルトで止まっているので、そのボルトを外せば外側に外せます。
このボルトも助手席側は短いドライパーで脱着が出来ますが、運転席側は全長が25mm位迄の超短(+)ドライバーかクランク状に曲がった特殊なドライバーでないと外せません。私はクランク状のドライバーを使用しましたが、90度づつしか回せず非常に苦労したので、できれば超短(+)ドライバーの方が良いと思います。(写真の超短ドライバーは装着後に購入したものです)
次はテールランプの外し方です。
これは以前、
ウィンカーランプのステルス化のブログの際にもアップしたのですが、リヤハッチを開けて、テールランプの内側にある丸いキャップを外し、ボルトを2本外します。
以下の写真の2箇所のフックでボディに刺さって固定されていることを理解した上で、テールランプを外す作業に入ります。
下の写真の様にテールランプを掴みながら、矢印の様に左右にゆすりながら少しずつ、後方へ引っ張ってください。
あまり強く引っ張ると、勢い良く外れてテールランプの配線が切れたりする可能性もあるので、焦らずじっくりと、じわーとずらしながら引っ張って下さい。そうすると外れます。
次に、LED化したリフレクターの装着に入ります。
LEDを埋め込んだリフレクターには裏側に配線が3本繋がれていますが、この配線をバンパーの中に通すべく、配線の位置に当たる部分のバンパーに穴を開けます。先に配線を全て通してからバンパーの中から片側のフックを掛けてボルトで止めます。
この配線は、写真の様に、左右のリフレクターの配線をそれぞれ3本(計6本)を同じ色同士で束ねて(3本にして)、テールランプの線と繋ぎます。
(↓配線のイメージです)
テールランプの配線は、赤・黄・黒・緑の4本有りますが、この中の緑は使いません。
私の記憶では、
赤=スモールランプ線(+) ※スモールON時に流れる線
黄=ブレーキランプ線(+) ※ブレーキON時に流れる線
黒=アース線(-)
だった思いますが、リフレクターの配線のスモール線・ブレーキ線・アース線をこれらに繋ぎます。
ワンタッチ結線コネクタを使っても良いのかも知れませんが、一般的に、ワンタッチコネクタでの結線は後々接触不良が起きる可能性があるそうで、出来ればハンダ付けが良いとのことで、私もハンダ付けにしました。それにワンタッチ配線だとかさばるので、テールランプを元の状態に戻そうとしてもしっかりと収まらずに浮いてしまうかもしれません。
なお、バンパーからテールランプへの配線の通し方は、下の写真の矢印部分に配線が通せる隙間が意外と大きく開いていますので、そこを通すと良いと思います。
※ここで注意して頂きたいのは、先ほどの赤・黄の配線の役割り(ブレーキ線・スモール線)については、あくまで私の記憶であって、間違っているかもしれませんし、改良などで配線の色が変わる可能性もあるので、自分で確認して(自己責任で)配線を行って下さい。
テールランプの配線の被覆を剥いて、スモールランプ時に電流の流れる方がスモール線なので、テスターで確認すると判ります。(残りがブレーキ線になります) 実は私も思い込みで結線したら、LEDの点灯条件が反対になってしまい、後から結線し直したという経緯が有ります。くれぐれもハンダ付けした写真の配線の色は無視して下さい。私のリフレクターは試作品なので、配線の色が変更になる可能性がある為です。)
※テールランプへの結線について、我流ですが、配線の被覆の剥き方を説明します。
①配線用ニッパーで剥く部分の両端を配線ニッパーで挟みます(被覆を切ります)。この時、配線の太さに合った大きさのニッパー部で挟んで下さい。
②その両端に間にカッターナイフで配線と平行に切れ込みを入れた後、切り込み部から被覆を剥くと綺麗に剥くことが出来ます。
※また今回、私は、黒のアース(-)をテールランプには繋がずに、運転席まで配線を伸ばし、運転席の足元でアース(-)を取りながら運転席足元にスイッチをつけて、リフレクターLEDランプをON/OFF出来る様にしました。これは
リフレクターランプのLED化の検討のブログでも記述しましたが、車検対応品とはいえ、念のために点灯しない様にも出来る様にしておけば、より安心だからです。
(この運転席にアース線を出来るだけ綺麗にすっきり通す為に、トランク周辺をバラしていたら、以前のの
ハイブリッドシステムに重大エラー発生?のブログで報告した重大エラーメッセージを表示させてしまう事になってしまったんです)
(↓実際の配線イメージ)
それと、リフレクターとテールランプを普通に結線すると、事故や故障などでパンパーを外さなければならなくなった場合に、これらの配線を切断しなければならなくなるので、私は(万が一の場合を想定して)パンパーの脱着が出来る様に、途中に3Pの防水型コネクタを噛ませて配線を車両側とバンパー側とを分離できる様にしました。
※私は3本の線を束ねて取り扱い易くするために、配線チューブを使用しました。これを利用した方が配線類をどこかに固定する場合にも便利だし、配線の保護になるからです。助手席側と運転席側の配線類(配線チューブ)をバンパー内で固定する方法として、私はコーナーセンサーの配線にインシュロックで固定しました。コーナーセンサー非装着の方は、配線フックを付けて、それに固定するのが良いかもしれません。
以上が、装着方法ですが、私のバンパーがメーカーOPのエアロバンパーなので、もしかしたらノーマルバンパーだと多少違う部分があるかるかもしれません。その点はご了承願います。
以下が装着後の点灯した時の写真ですが、あまりにすっきりとしていて、CTユーザーの方が見てもどこを弄ったのかが判らないかもしれませんが、それくらい純正っぽく仕上がりました!(^^)!
「こんな面倒な作業はとても無理!!」と思う方もいれば、「意外と簡単で自分でも出来そう」と思った方もみえると思いますが、テールランプへの配線(結線)やバンパーへの穴あけなど、少し勇気がいる部分も有りますが、良かったら参考にして下さい。(今回も長々と失礼しました)