純正のルームムラーは、視界が狭くて防眩効果が弱くて不満だったので、純正形状にカットされた曲面ブルーミラーに交換した件を
ルームミラーの考察のブログにアップしましたが、その後の展開についてアップします。
昨年の春に装着した曲面ブルーミラーですが、
ミラー周辺から異音がしだしたので、一度外してディーラーに点検を依頼したのですが、(結局ミラー全体を新品に交換して貰いました)、その後のミラーの貼り直しの際、しっかりと貼り付けようと強めにミラーを押さえつけたら割れてしまい、再度同じものを購入して装着したのですが、
① 青みが弱まっていた
② ミラーの端1/3位に歪が有り、車が変形して見える
という不具合があったので交換をして貰ったのですが、歪はマシにはなったものの、海外製らしくどうしても歪は無くならない様で、ずっと何とかしたいと思っていました。
実は、最初に曲面ブルーミラーを装着する前に、市販の四角い曲面ブルーミラーを装着したのですが、歪は無いし、青みが強く気に入りっていました。
そこで、思いついたのが、「ガラス屋さんでこの四角いミラーを純正形状にカットして貰おう!」と考え、近所のガラス屋さん3軒ほどに問い合わせをしますが、どこも「曲面ガラスはカット出来ない」と残念な回答ばかりでした・・・(・_・;)。
だったら、「自分でカットしてしまおう!」とネットで加工方法を調べました。
すると、カットするというよりも、削る方が良いことが判り、必要な部材を購入して、この連休中にトライをしてみました。
①まず、四角い曲面ブルーミラーを沸騰させたお湯の中に浸けます。
1~2分ほど浸けた後、ミラーとベースの樹脂材との間に薄いヘラを差し込んでいくと
簡単にミラーが外れていきます。
(万が一、なかなか外れてこない場合は、再度お湯に浸けて温めたり、ヘラで両面テープを
押して剥がしていくと良いと思います。)
②ミラーの裏面に残った両面テープをヘラで擦りながら除去します。
出来れば、その後に、シール剥がし液を塗ると綺麗に両面テープの糊の成分を落とせます。
④形の素となるミラーを上に載せて、細いマジックで外形の線を引きます。
⑤ディスクグラインダーに「ガラス・石用の切削ディスク」を装着します。
そして、安全のために、必ず「保護メガネ」と「軍手」を装着して下さい。
出来れば「マスク」も装着した方が良いと思います。
(↓写真のミラーは練習したミラーです)
⑥最初は#60程度の荒いディスクで削っていきます。
強く抑え過ぎるとガラスが割れる可能性も有りますので、焦らずじっくりと削って下さい。
この程度までは、15分位で削れました。
⑦次は#120程度のディスクに替えて削っていきます。
⑥以降、この程度までは、20分程度で削れます。
⑧ここからは、今まで以上に慎重に削っていく必要が有ります。
#400や#600程度のディスクに替えて、焦らず、休憩を取りながら、徐々に削っていきます。
⑦以降、約2時間程度は掛かったでしょうか、何とかほぼ形が出来ました。
どうしても周囲に多少のビビリが出ますが、素人なのでこれは仕方ないと思っています。
⑨その後、両面テープを貼り、膨らんだ部分には、防振マットを貼って、純正ミラーに貼り付けます。
(防振マットは曲面ミラーによる中央部の空洞を埋めるためと、防振の為に装着しました)
これで、構想3か月のミラー加工がやっと出来ました!
歪の無くて防眩効果が高まったミラーに自己満足です!(^^)!
※注意
マネする方は少ないとは思いますが、ご想像の通り、ある程度の危険も伴う作業なので、
チャレンジされる方は、安全には充分注意の上、自己責任で行って下さい。
Posted at 2013/05/04 09:27:14 | |
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