滅多に本を読まない私ですが、先日 とある本を読み、涙してしまいました。
最近は特にUPするほどの弄りネタは無いので、ちょっと前(お盆)の話ですが、最近読んだ本についてUPさせて頂きます。
< この本を読むきっかけ >
いつも旅先では、プールサイドのデッキチェアでのんびりしながら、スマホやiPadを弄ったり、昼寝をして過ごしてましたが、
外人さん達はプールサイドのデッキチェアで本を読んでいる方が非常に多いです。
「今度の(プーケット)旅行では、本を1冊読んでみようかな?」
と思い、旅行前に本屋に立ち寄って、本を探してみました。
特に好みはないので、適当に目に入って気になった本を選んだのですが、その中で
「余命10年」という本が目に留まりました。
< あらすじ >
簡単なあらすじは、(ネットより引用)
「20歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。笑顔で居なければ周りが追い詰められる。何かを始めても志半ばで諦めなくてはならない。未来に対する諦めから死への恐怖は薄れ、淡々とした日々を過ごしていく。そして、何となく始めた趣味に情熱を注ぎ、恋はしないと心に決めた茉莉だったが・・・。涙より切ないラブストーリー。」
という感じです。
(※結構 有名な本らしいので読んだ方も多いかな?)
< 読み始めると・・・ >
半分くらいまでは、旅行の出発前から少しずつ目を通したり、旅先で休憩を挟んで読んだのですが、残り1/3位になると
「この先の展開がどうなるのか?」 が非常に気になり、休まずに最後までずっと詠み続けたのですが、もう涙が止まらなくなり、ずっとバスタオルで涙を拭ってしました。(ストーリーのどこに泣けたかは敢えて言いませんが・・・)
読み終えても、何故かしばらく呆然としてしまいました。
妻や子供達は、私の読書の途中で何度か寄ってきましたが、私が本を読みながら涙を流し続けている光景を見て、そっとしておいてくれました。(^_-)
プールでは子供達がワイワイ騒いで楽しんでいるのに、読書しながら涙を流し続けている私の姿を 妻や子供達は勿論、他の方々どう見ていたのかな? と思うとちょっと恥ずかしかったです・・・。(^_-)
< 衝撃の事実・・・ >>
この本を読み終えた後、この作家(小坂流加)の他の本も読んでみたいと思い、ネットで調べますが なかなか見当たりません。
いろいろネットを徘徊していると、衝撃の事実を知ってしまいました。
この「余命10年」という本は、2007年刊行の単行本ですが、その後 大幅に加筆・修正を加えた上で、カバーイラストを変えて、2017年5月に文庫で発売されました。
しかし、難病を患っていた著書の小坂流加さんは、その文庫版の発売を目前にして病状が悪化し逝去されたそうです。まるでこの「余命10年」は、まるで著者自身を投影した様なストーリーで、何とも言えない気分になりますよね。(^_^;)
< 過去の話 >
かつて、「
マジソン郡の橋」 という本が凄く話題になりましたが、当時の上司に
「この本は絶対に泣けるから、絶対に呼んだ方がいいぞ!」
と勧められ、購入して読んでみたのですが、結局 私には泣けるところが見当たりませんでした。
「もしかして私が鈍感なのか? 冷酷なのか?」
とも思いましたが、人それぞれ 感性 が違うので、誰もが泣けるとは限りませんよね。
ということで、私は この
「余命10年」 を読んで大泣きしてしまいましたが、もし機になる方が見えましたら、是非一度本で見ては如何でしょうか?
前述の通り、人それぞれなので、すべての人が泣けるわけではないので、そのあたりは御了承願います。
ちょっと気になるなあ~と思った方は是非 書店へどうぞ・・・。
Posted at 2018/09/29 21:43:59 | |
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