
↑この写真のクルミは、職場で見つけた物だがクルミを見ると胸にこみ上げてくる物がある弟子屈の母方の実家を思い出すのだ。
デンプン工場跡の廃墟を僕の爺さんが母が小さい時代に改造して作った家だったがもの凄く大きい家だった!
土間には竈があり手こぎポンプの井戸があり足洗い場2~3年は持つぐらいの炭と薪その奥の方には大きな五右衛門風呂があった。
孫達が雨や大雪の日に遊ぶのには必要にして十分な広さだった子供の僕達には最高の遊び場だったのだ今考えるとあの家は土間を入れると200坪を軽く越えた広さがあったのだと思う台所は旅館並みにあり女5人が一辺にに立っても大丈夫だった。。
イメージ的にかまどが凄く似ています。
母方の兄弟7家族が30人全員揃っても全然余裕の広さを持っていたトイレは男子用と女子用が3つずつと大人が3人は入れる程の五右衛門風呂浮いている板に子供が2人で乗っても沈まないほどの大きい板、子供達だけで入る時には砂袋を重り代わりに人数に応じて入れてくれた。
3歳の頃から僕は釧路駅から駅員さんに母が頼み弟子屈(今は摩周駅)まで一人で弟子屈に行っていたらしいく夏・冬は弟子屈の家で過ごした小学生の頃は夏・冬休みが終わりに近づくと憂鬱に成ったものだ、母方では僕が初孫だったので祖父母からも伯父母からも大変可愛がってもらえた記憶がある。
毎日川遊びやクルミを採ったり昆虫採集や馬遊びに牛追い夜は薪ストーブの上でクルミを焼いて食べる最高に美味しい胡桃の木は家の回りに大きな木があり本気になれば子供でも10Kg位はすぐ採れるのだクルミは渋味を抜くため採った後に土に埋めたりするのだがそれをせずに食べると青臭く美味しくない昔からの知恵は大したものなだ自然の物を自然を使って美味しく食べる知恵それこそ自然の恵みを頂くと言うことか・・・!
セピア色に思い出は変色しているがこのノスタルジックな思い出が僕の原点なのかもしれない。
Posted at 2011/07/20 20:02:22 | |
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