『McLaren working to replace windshield wipers with sound waves』
マクラーレンが、
ワイパーに取って代わるハイテク技術の開発に取り組んでいるようだ
この技術は、高周波の超音波発生装置を使ってフロントガラスに付いた水滴や汚れをはじき飛ばすというもので、ジェット機には似たような仕組みがすでに使われている
このシステムの最大のメリットは、ワイパーが不要となるため、車両重量の軽量化や、エアロダイナミクスの効率化につながる
実に画期的なアイデアだが、マクラーレンが完成させたとしてもすぐに市販車に採用されるというわけではない
世界中の政府当局の承認を得なくてはならないのだが、フロントガラスのワイパーは車の安全性に深く関わる部分なので、そう簡単にはいかないだろう
モーターショーではサイドミラーの代わりにカメラを搭載するコンセプトカーが数多く出展されているのに、実際に市販されるときには空気抵抗が増えるのにも拘わらず、サイドミラーを装備しなければならないのと同じことだ
しかし、アウディがレースカー向けとしてデジタルリアビューミラーを開発したように、近い将来、ワイパーのない「MP4-12C GT3」がレーストラックを走ることになっても不思議ではないと・・・
超音波を使って水滴を飛ばす・・・と言うより、付着しない様にする技術は、以前トヨタの高級車でも超音波雨滴除去装置付ドアミラーとして使われていましたよね
超音波振動子と振動板をミラーに接合して、超音波を印加させることで、ミラー表面と雨滴面にキャピラリー波が発生し、波頭が液滴となって霧化、飛散し、ミラー表面に雨滴が残りにくい状態を作り出すものだったのですが、何時の間にやら・・・
ドアミラーならば車外なので、人体への影響をそれ程重視しなくても良かったと思うのですが、フロントガラスとなると問題かと
まぁ周波数にもよるのですが、マクラーレンの場合は30kHzの超音波をフロントガラスに流して超音波場を作り出すとか
専門家では無いので、何kHzまでの超音波なら、何時間(何分)浴びていても大丈夫なのかは解りませんが・・・
昔から、ワイパーに替わるモノを発明したら大儲け出来ると言われたやしたが、果たして実用化なるのか楽しみですよね
Posted at 2013/12/21 06:04:55 | |
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