
金欠です。
さて、工具の話から少し。
トップの画像ですが、工具箱にDEENのスイベルのラチェットとソケットを入れて撮ってみました。
「工具の世界へようこそ」みたいな雰囲気を撮りたくて。
使い込まれたスナップオンの工具なんかを箱に入れて撮ったら”絵”になるんでしょうけれど、残念ながら休日DIYにわか整備士の素人には高嶺(高値)の華(工具)でございます… 使い込まれた高級な工具は、革製品と同じぐらい味があっていいですけどね♪
工具は使ってこそ活きる。
DEENもちょっとお高いですけどスナップオンほどじゃないですが…奮発して買った結構気に入りです♪
みんカラを初めて約1年半、カマロの部品取りを開始して約1年。自分のカーライフで最も変化したのは本格的に揃えようと工具を買うようになった事だと思います。
(人間関係や精神的な部分は除く)
といっても主にハンドツールですけどね。
エアツールなんかも今後は欲しいのですが…まだ先ですね~(^_^;)
最初にツールボックスを買ったのはホームセンターに売ってた8000円ぐらいのこのセットでした。
工具の精度は考えずに、とりあえずサイズの合う工具を揃えようと思いました。
サイズさえあっていればとりあえずのところは問題がないと考えました。精度が高い工具や、壊れてしまったり、もっと丈夫な工具や便利な工具が必要になったら、そのときに必要な工具を高い工具に買いなおせばよいだけです。
しかし、これでアメ車の部品取りに対応する事できませんでした。
なんせインチが入ってなかったんで…
足りない工具を買い足して、買い足して…今ではこんな状態… 一番上は工具の上に工具を置いてます。もうパンク寸前…。
工具の数は約4倍以上、重さは27㌔(体重計で計った)…そろそろ持ち歩くには辛い…。そろそろキャスター付きが欲しいです…でも壊れるまで使うと思う。
遊びを我慢して新たな工具を買ったり、ちょっと臨時収入があったら新たな工具を買ったりしました。ミリサイズとインチサイズを揃えて、大きさに歯抜けが無いようにセット+単品で買い揃えて行きました。
工具について興味を持ち始めたとき、あるHPの一番影響受けた一文があります
「
工具を揃えよう」一部抜粋
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自動車整備をする上で必要不可欠な物が工具である。これ無しでは何もできない。「俺は特に工具を使わなくても整備できる」などという神様みたいな事を言う輩がいるが、まずロクな仕事はしない。モトクロスをやってた時から人に言い続けてきたことがある。
「バイクを買う前に工具を買え」と。
整備もできないのにレースごっこなんぞ始めるなということである。自動車に於いても同様、自分でいじるなら道具を先に揃えろということ。何も高価な道具を揃えろとは言わない。最低限その車に付いているネジを緩めたり締めたりすることのできる道具を揃えなさい。その為にはある程度その車のことを知っておけということである。
いきなり高級工具をそろえても良いが、ある程度いじれるようになったらステップアップすればいいだろう。
世界一と言われるスナップオンなどが挙げられるが、自分の目的や作業量によって必要十分な物を揃えればいい。キラキラに憧れるのもいいし、手触りで梨地がよければスタビレーなどもよい。自分のスタイルに合わせよう。
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自分で工具を買いに行ったとき、近所の工具屋さんでいつも脳裏に浮かぶ内容です。 自分でいじらない人はいいんです、お金払ってしっかりした整備士さんに整備してもらってください。
いま思えば、5~7万ぐらいのかなり揃ったセットを買った方が安上がりだったのかも知れませんが…今ではこのセットがあれば、狙撃号の部品取りに工具が合う工具が無くて困る場面はあまりなくなりました。
先日、工具屋さんでこんな本を買いました。
この本を買うか、工具を一個増やすか迷いましたが…買ってしまった。
新しい工具の紹介とか、ちょっと変わった面白い工具の紹介とか、絶版になった工具とか…工具の開発の話とか、内容は一般向けというよりも特に販売側の人が読んでおくとお客さんに的確な商品紹介をできるんじゃないかな?と思うような、ちょっとマニアックな内容。
興味があったのは工具の破壊試験の記事。本当なら工具メーカーは他メーカーと比較されるのはあまりやりたくない企画だろうに…。
しかし、買って使う側だと気になる内容。100円ショップの工具ではなく、あえて質がいいと思って高い工具を買っているのだから。どれほどの違いがあるのか?…と興味が沸く。
少々高い工具は値段相応の価値があるのか?が気になってたりしました。
極端な話、100円ショップでも10mmのメガネレンチは買えるが、同じ10mmのメガネレンチでも3000円以上するのもある訳で…。
自分は永久保証とかは必要無いのですが、高い工具の一番の効果は「高かったから、絶対に無くさなくなる。大事に使い続けるようになる」事じゃないか…なんて思ってますw
いずれ工具の話もしたいのですが素人DIYにわか整備士がしった気に書いたってねぇ…
(;^_^A
工具について書かれているHPはATvsMTと同じぐらい?多くて、暇なときにじっくり読んだりしてます。
まぁ、気が向いたら書こうかと…
さて、続いてホイールナットの話。
盗まれるような綺麗なホイールじゃない上に、ガリ傷だらけなのにロックナット使ってます…。
車検の時に、ロックナットを外す専用のナットをなくしたかと思って探し回りました。
めんどくさいので普通の袋ナットを装着する事にしました。
化粧ナットをお願いしようと思ったのですが、「取り外した中古のがあるからあげようか?」と言われたので頂きました。それがこちら。
かなりきっちゃないです。
「サンポールとかに漬けておくと綺麗になるよ」って話をしました。
似たような話は以前にも聞いた事があって、「酢や果汁に漬けておくと10円玉がピカピカになる」とかいったような内容のものです。中にはタバスコや、中濃ソースやマヨネーズとかwww
この手の話は結構夏休みの時期になると多く出てくるみたいですね
じゃあ実験だ!!
まず、買ってきたのは…安く済みそうな酢(200円)です。タバスコや中濃ソースもちょっと興味があったのですが、金欠なので安く済ませるがモットーです。
あと、ナットが入るちょっと口が大きめのペットボトル飲料を一緒に購入。勿論飲んで空にしました。
ナットを酢に浸すと、細かい気泡が発生して、何やら効果がありそうでしたが…
(´Д⊂うぅ…超酢臭ぇ… なんだか
過去にも「超臭ぇ」って言いながら作業したような…
4時間ほど漬けておいたら黒ずみは無くなりましたが、表面に粉っぽい錆?が残っていて擦っても取れません。一緒に10円玉を入れておいたのですが、エッジの汚れがちょっと落ちた程度でした。
黒ずみが消えたのでこれでもいいかな…と思ったのですが、ちょっと検索して調べてみたのですが、やはりサンポールがいいらしい…。
よし、やってみよう!
なので…サンポール先生にご登場願いました(約400円)
ナットを入れて、中にサンポールをいれて行くと…
泡が溢れ出してきた(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-
間違えて生肉にオキシドール加えたかと思ったwww
そのままにしておくとナットが原型とどめなくなるんじゃないかと不安になったw
ものの5分で粉っぽいサビも取れた!こりゃΣ(゚Д゚)スゲェ!!
追加で入れた10円玉も、かなり黒ずみが取れてる…ものの5分で凄い威力だわ
ある程度酸化した部分がなくなると泡の発生も溢れ出てくるほどでは無くなった。
液を入れ替えてもう4時間ほど漬け込む…10円玉も新品硬化のように…とはいかなかった。それに数時間漬け込む事に効果はあまり無いと思われ。やはり最初のシュワシュワの時が一番効果があったように思う。
結果的に、最初の状態から比べたら、黒く変色した部分はなくなっているので綺麗になったと思う。しかし、見ての通り黄ばんだような微妙な仕上がりになってしまった。
多分、金属磨きピカールの出番はここからだと思う。
しかしこの時、私はピカールを用意していなかったorz
さて…このまま装着しちゃうか、それともピカールで磨いてから装着するか、そこが問題だ。新品買っとけよって話もあるが、新品を付けるほどのホイールでも無いから。
結論:サンポール先生は偉大だったw
果たして、1個100円ほどであろう袋ナットのサビ取りに要した時間と費用(飲料100円、酢200円、サンポール400円+移動費用)を考えたらここまでする価値があったのか非常に微妙である。
目的が「綺麗にしたかった」じゃなくて「キレイになるかやってみたかった」なら今回はミッション成功かな。
追記:
ナットは防錆しないと数時間で錆が浮いてくるようになりました。
洗浄→防錆加工までつづけて考えておかないといけませんね。
ちなみに、メッキだとどうなるかわかりません。自分でやってみようと思った人は自己責任でおねがいしま~す