私は、物が捨てられない人間である。(この先長文です)
本日このワードを再認識しました。
しかし私は、先日、大規模に部屋の掃除をし、物を捨てることに対しての悲しみの感情を捨てることに成功したと思っていました。
にもかかわらず、本日、私が小学生からコツコツと集めてきた漫画を売りに行った際、行き返りの車の中で、思い出に浸り悲しみの念が再びこみあげてきたことに、物を捨てる際の、様々な感情は捨てきれていないことを再認識した次第です。
しかし、このような感情を抱くのは一般の人間からしたらごく普通のことではないかと自問自答しながら本日の本題に移っていこうと思います。
題名は「MAJORメジャー」。
まず、メジャーを集め始めたきっかけを鮮明に覚えています。
それは私が小学4~5年生あたりの時でした。
友人を待っていた際、あまりに時間があったため、当時住んでいた最寄駅の商業施設内に「ブックスゴロー」という本屋さんがありました。そこに立ち寄ったのがきっかけです。
当時私は少年野球クラブに所属し、プロ野球選手を夢見ていた少年でした。
メジャーは、野球の漫画です。暇つぶしくらいになけなしのお小遣いをはたいて、メジャー46巻あたりを買いました。
ズバリ、途中なのですwww
しかし46巻あたりを買った理由は、当時の最新刊だったからです。
私はそれを読み衝撃を受けました。
「実におもしろい。」
私はメジャーの虜になったのです。
その日から毎月のお小遣い、そして貯金していたお年玉を崩し、メジャーを1から集めることにしました。
ここで少し話の内容を。
本田ゴロー(ごろうという感じがどんなのか思い出せない)後の茂野ゴローが、名門海堂高校(名前はこんな感じ)をぶったおすという話で、プロにはいかず、メジャーに挑戦し、父親を死なせてしまったジョーギブソンと最後固い友情(この辺はうろ覚え)を結ぶ話だったと思います。
野球をやっていた私には夢のようなお話でした。とにかく面白い!!
でも最後の方になるにつれて、作者さんめんどくさくなっちゃったのか、かなり話はしょっちゃってましたwwwwww
しかもたしかゴローは最初は右投げだったけど、後に左投げに転向し怪物になった記憶があります。
そしてかれこれ7年ほど野球に携わってました。
今は野球に携わってはいないが、メジャーに出会ったのは大きかったです。
そんなメジャー。
本日売りました。
理由は本棚がいっぱい。
並べてみるとこのような感じです。
そして、袋詰めをしているときに悲しみの感情がわきました。
売っていいのだろうか。
私は何度も自問自答しました。
ブック○フに着いた私は、悩みました。
売っていいのだろうか。
店内は思いのほか、インテリだった。
そして、本屋のくせに、なかなか売り場面積が小さいのが印象的。
私は思った。
こんなところで売っていいのだろうか。と。
とりあえず、サンデーマガジンの置かれてる売り場でメジャーの在庫状況をチェック。
そして私はこう思った。
売っていいのだろうか。
カウンターを見わたし、店員さんが二人。私は84点持ち込んでます。店員さん大変かなあ。
私はこう思いました。
売っていいのだろうか。
店頭に並んでいたメジャーを読んで、私はこう思った。
実に面白い。
そして
売っていいのだろうか、と。
30分経過したところで我に返る。
結局売りました。
安いです。ブック○フさん。
欲を言えばもっといってほしかったです。
(大学の教授の本を4冊持ち込んだのだが、値段は200円、需要がないのだろうか。)
(ばくおん!が一冊50円らしい)
帰りの車中、すがすがしい気持ちと、複雑な悲しみが入り混じる感覚を感じていた。
家に帰ると、本棚がすっきりした自分の部屋を見て、心機一転これからの人生を歩もうと決意することができた、そう、私はメジャーを捨てることで、自身の殻を破ったのだ。きっとね。心も本棚もすっきり。
メジャーに出会えたこと、大変貴重な話をありがとう。
メジャーはずっと私の記憶に残ります。きっと。
以上
ではでは(^^)/
Posted at 2013/10/25 13:25:57 | |
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