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Ｈ15年式１３万キロシエンタが信号待ちでエンジンが止まったと入庫です。

有名所のスロットルバルブは清掃済み(10万キロ近い初代初期型シエンタはスロットルバルブ清掃では一時的には直るものの数日で元に戻ることが多い)

オイル消費ほぼなし。ノッキングは無い車両です。

初代初期型シエンタ君はアイドリング回転数が低くなりやすく、途中コンピュータのリプロでアイドリング回転数（書換えても変わってない？）やCVTの制御等が見直されている筈です。なのでＥＣＵ書換えてぇ！！っとディーラーにお願いしております。出来たかどうかは忘れましたので確認して貰ってます。オイル消費の保証延長時は交換だったのですが後から出来る様になった気が．．．。あやふや。（このシエンタは書換対象外でした）

リプロはディーラーに任せてこのシエンタ君はＥＧＲ流量不足でエンジンチェックランプが点灯した過去がある為ＥＧＲバルブを清掃する為に外します。エンジン回転数が500回転まで下がる(cvt基準値600回転)のはもしかしたらこちらの可能性もあるからです。



冷却水を少し抜く→エアクリーナー～スロットルまでゴムパイプをはずしその他もろもろを外す。→インマニを外す→エンジンシリンダーヘッドとインマニに挟まれている厚さ1ｃｍ位のアルミ板？を外す。通りを掃除する。

です(゜o゜)

ＥＧＲ流量不足でチェックランプが点くとバルブだけ清掃して完了！とかありますがバルブに堆積しているカーボンよりどちらかといえば温度センサーに付着しているカーボンを取除いた事で警告灯がつかなくなるだけだと思います。

直ったと言えば直った訳ですがカーボンが一杯出てくるのはアルミ板（ＥＧＲデリバリチャンバ）内の方です。衝撃を軽く与えるだけでカーボンが出てきます。あまり出なくなったらサンエスＫ１に漬け込みスラッジを除去します。水中ポンプでサンエスが溶け込んだ水を送りこんであげるとかなり綺麗になります。

アルミ板は二つにバラせるのですが何故かガスケットが単体で支給されないのでお客さんの車ではバラしません。５９００円という微妙な値段で注文しようか迷いましたがアイドリングが低い原因か分からないので全力で清掃する方を選びました。




明日パッキンが入って来るので組み上げます。

本当はＥＧＲのモーターは取り外したらいけないんじゃないかと思いますが清掃する為には仕方ないのです( 一一)サンエスと重曹ブラスターでカーボン除去しました。

インジェクターのカーボン詰まりも気になりますがインジェクターは組んでからでもバラせるので一つ一つチェックしていきます＼(◎o◎)／！

ＥＧＲ流量不足チェックランプが点く条件ダイアグコード P0401/71
★エンジン暖気後、EGRバルブ作動中 EGR ガス温度の変化量が一定値未満になったとき(EGRバルブ内部異常)
異常期間
5 秒以上
トリップ数
2 トリップ
検出方法
1 トリップ中に1 回検出する。( 判定後は検出を行わない)
検出に使用するセンサ
メイン
　E.G.R. ガステンパラチャセンサ
サブ
　E.F.I. ウォータテンパラチャセンサ
　スピードセンサ

不具合箇所
E.G.R.ガステンパラチャセンサ
EGRバルブASSY
EGRシステム配管
エンジンコントロールコンピュータ
ワイヤハーネスまたはコネクター

ＮＣＰ８１シエンタアイドリング不調。エンジン止まった②。