気仙沼＠355のブログ一覧

あれから2年が経ちました。
まだ見つかって無い方々が早く家族の元に帰れる事を祈ってます。

私の住んでいた気仙沼市鹿折地区(ししおり)に打ち上げられた船の震災直後


流された自宅


唯一無事だったF355
ここの建物の中にフェラーリを置いていましたが、目の前まで津波が到達。

今日は震災後ようやく再開した夢メッセにいってきました。

1番の目的はアベンタを見るためでした。
隣のブースにはカリフォルニアが展示してありましたが、カリフォルニアが大衆車に見える位、すごいオーラでした。

みなさん恋文大賞をご存知でしょうか？
去年の第二回恋文大賞で大賞を受賞した「あなたへ」菅原文子（宮城県気仙沼市）の夫の御遺体が６月５日にようやく発見されたそうです。小中高の同級生の父親でもありました。本当によかったです。

震災から一年以上が過ぎ、遺体を発見するのも奇跡的になってきました。一人でも多くの方が家族のもとへ帰れることを願います。



　写っているのは、家の一番上の屋根に近いベランダで、ビールケースを踏み台にして立ち、首に白いものを巻いて、右手を振る女性（菅原文子さん）。
目印のためでしょうか、物干し竿に付けられた赤っぽいタオル、あるいは毛布が風に強くなびいています。背景は、津波が残した満々たる水。ばらばらになった家々の柱や板や屋根、家具などがぎっしりと浮いています。

　写真のさらなる生々しさは、おそらくは200メートル以上の上空から超望遠レンズを向けた撮影者と、撮られた女性の視線が真っ直ぐに交わり、状況から離れて写真を見る第三者にまで視線が飛び込んでくることです。地上で私たち記者が重ねてきた当事者との出会いとは別の 互いに誰とも分からないながらも 極限での一瞬の邂逅であったに違いありません。

　「どんなふうに、あのヘリから私を見ているのかな?　と思った。そして、ここに生きていると知ってほしい、と思った」「でも、いくら叫んでも、ロープが下りてくるはずはない。不時着して助けてくれるはずがない。無理だよね。そうも思った。そう思いながら、必死に手を振っていた」と言ってました。




力強い字で負けねぇぞ気仙沼を書いたのも、菅原文子さんです。

13時無事イオン気仙沼店にゴールしました。
熱烈なギャラリーに見守られながらのゴールはちょっぴり恥ずかしかったです。

震災後、避難所の子供達を元気付ける為に、何かできないかと考え、避難所にフェラーリを持って行って乗せてあげようとも考えました。しかし被災している方々の冷たい視線に耐える勇気が無く実現しませんでした。

いつか気仙沼でスーパーカーが集まるイベントを開催し見せてやりたいと、ずーっと思っていましたが、今回のこの様な企画で実現でき、本当によかったです。

遠方より気仙沼まで来てくれた10数台のフェラーリオーナーの皆様、本当にありがとうございました。

負けねぇぞ気仙沼

ご無沙汰していました。東北地方はとても寒くて、冬眠していましたが春の訪れとともに目覚めました。

早いもので震災から１年が過ぎました。私の住んでいた気仙沼市鹿折（ししおり）地区は瓦礫の撤去がだいぶ終わり更地だけが残っています。



自宅前に漂着した油タンク（タンク脇２０メートル位に自宅がありました）


共徳丸の現在

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震災直後の共徳丸近辺

懐かしい自宅


マイフェラーリちゃんも元気ですよ