ポストにあった1枚の広告
いつもならサラッと見て捨ててしまうが、その時は違った、インターホンを押すでもなくそっと入れられたチラシ
私にはその広告がなんとなく無骨にストレートに見えた、車を綺麗にするなんて興味がなければ秒で捨てられる広告、大手とかだったら私もふーんで終わっていたし、名も知らないとこだったら尚更だ
店名がNo Nameって書いてあった
コーティングや洗車なんて、ガソリンスタンドやディーラーのサービス(副業?)と思ったりする一方で、この田舎でそれ一本でやっていこうという気概に触れたいなと10分後には電話していた。
会ってすぐこの人技術者だなと思った、それはやってる内容じゃなく商売っ気を感じなかったからだ、
ヤル気や知識は溢れている、ただ売り込むという営業の感じはしない、MGFの修理でお世話になった横浜の個人のショップのオーナーと同じ技術者匂いだ。
話すと今年4月に開業したのだという
「この辺の車をみんな綺麗にしたい」
と語る
「小さくも野望ですね」
と言いながら僕は羨ましくもあった、果てない目標である
MGFのクレンジング洗車をお願いした、見違える綺麗さで戻ってきたが、その技術者は納得していなかった。
20年も前の車だから(外装メンテなんてほとんどできてなかったし)私としては十分だが、その技術者は寝る時も「もっとどうにかできたのでは」と考えてしまっていたそうで、代金も大きく割引くと言い始める、店がやっていけるのか心配になった
ほどなくしてエヴォーラのコーティングをお願いした、長く綺麗乗りたい、そしてその技術者の本気を見たいと思って金に糸目をつけず最高のモノをやって欲しいとお願いした。
本気と書いてマジだった
大手なら別料金になる見えない所も、そこもやるかという細かい所も、私が認知した限りでもトランクの端からバンパーの隙間、キャリパーやホイールの裏側、ウィングの裏、接合部、5日かけて仕上げてきた。
とんでも小さく撥水した雨粒が球を織り成し夜の光を受けて、そんなわけないのに一周まわって水玉と思わず汚れかと思って手で拭いたが何も残らない。
恐らく大手やディーラーのコーティングと比にならない、使っている物も前処理も施工者も、遥か新車を超えた仕上がりを提供してくる。
彼は言う
「餅は餅屋と言いますから」
彼は名も無い餅屋だった
https://www.no-name.life/
Posted at 2020/07/07 00:34:58 | |
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