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古鐵のブログ一覧

2014年08月24日 イイね!

日の本号トラクターに関すること

日の本号トラクターに関すること

昨日書いた記事の中で、長いロータリー軸をMB1500に移植すると書きました。
本日試しましたが、見事に不一致wなんてこったい/(^o^)\
ということでMB1500はしばらく倉庫の肥やしになることが決定Ω\ζ゜)
チーン
しばらくは今回購入したMB1100に頑張っていただきましょう。

この悪天候で、今回買ったMB1100の試運転も出来ない。そのため暇になったので、この2機種について、機体が所有している情報、他サイトからの考察等から色々まとめていきたいと思います。

駄文ですがご一読いただければ幸いです。
参考サイト
日の本MB-1100その1「撮り虎」
ハイオク灯油?


MB1500大体正面


MB1500大体側面



MB1100 正面

右側面



まず最初に違和感を覚えたのは正面ライト間のダミーグリルだった。参考サイトの中でダミーグリルはシールであることが記述され、認識はしていたが、MB1500よりチープである。翌々、写真を見てみると、MB1500のダミーグリルはプレスされその上にペイントが施されている。いわば立体的なダミーグリルなのである。

こうなってくると徹底的に間違い探しをしたくなるもので以下の違いを発見した。
1:上記に述べたダミーグリルの違い。
2:側面名盤「HINOMOTO」及び「MB型番」の違い。1500は浮き彫りの正しくネームプレートといった感じだが、1100はお名前シールである。
31100には方向指示器が省略されている。これは誰でもわかる。
4:バランスウエイトの違い。1500には「マークとHINOMOTO」の文字、一方の1100は無地。これは自己所有の期待にかかわらず、参考サイトにおける機体でも同じであった。
5:マフラーカバーの違い。両者の違いは一目瞭然。
6:マフラーの煙突の長さ。カタログを見るといずれも写真が標準仕様のようである。

以上から、MB1100は出来うる限り低コストで仕上げようとしているのがわかる。とくに方向指示器を省略しているのはかなりこの感を強く感じさせる。不要なものは取り除きたいとの考えが垣間見える。

ではその理由はというと、以下の仮説を立ててみた。
まずはカタログを見ていただきたい。
(無断転載ごめんなさい。不都合であれば削除します。参考サイトに大きな画像がありますので詳しく見たい方は参考サイトの2つ目をご覧下さい。)

1:カタログには耕耘機並50万円との価格表示がしてある。しかし当然ながら耕耘機より製造コストがかかる。従って出来うる限り無駄を省き低コスト化した。
2:井関農機にOEM供給するため共通させるため名盤等を簡略化した。
3:上記2つの理由全て。
4MB1500は出力が大きく、値段を高めに設定できたため高級仕様にできた。

今となっては真相は不明だが、結果的に両者には明らかな違いが存在する。結果に至るまでにはそうなる原因が必ずある。6つの違いは本来ならば同じであっても別に困ることはないのである。


逆に共通するのは、正面ライト下バッテリーカバー、写真にはないがエンジンプーリーの動力取り出し口の丸いカバー。マークは共に浮き彫りのプレス。名称は双方ともにシール。

理由は、両者共通部品からか、それとも東洋社のプライドからだろうか?


他のMBシリーズも比べるともっと面白いことが分かるかもわからないが、この辺にしておこう。


・ボンネットのシールからの情報を読み解く。

速度表示表。1500にも同様のものがある。

速度表





無鉛化に無関係
(これは私の
1500の方には見られなかった。)

ハイオクタン灯油(ブルーパワーなどの農耕油)には、鉛は入っていません

日の本のエンジンはすでに無鉛化設計にしてあります。

燃料はハイオクタン灯油又は無鉛ガソリンでも、有鉛ガソリンでも全部使用することができます。

もちろん始動用燃料のガソリンも、無鉛、有鉛いづれのガソリンでも使用OKです。

ハイオクタン灯油(日本石油系のブルーパワー)は大巾に生産余力があり今後もなくなることはありません。ない時は販売店にご相談ください


なるほどガソリンでもOKなのか。これはそれ以前のエンジンからマイナーチェンジしたのか、終始一貫してガソリンが主燃料として使用可能なのか不明である。

また、この記述からこのトラクターの製造年代が19701975年程度であることが推定できる。

最後、「今後もなくなることはありません。ない時は販売店にご相談ください。」とあるが、、、ねーじゃねーか!!販売店に相談て、販売店すらないわい!


ハイオクタン灯油の種類


画像のとおりの種類が少なくともハイオクタン灯油と同程度の物であったことがわかる。また、農耕油=ハイオクタン灯油という認識で良いようだ。一般的にハイブルーなどと言われるが、これが正式名称ではなく丸善石油の商品名だということも分かった。テストには出てこないが、覚えておいて損はない無駄知識である。

しかし、ハイオクタン以上を使用しろてか。そりゃ望ましいが、当然のことながら白灯油を使う。全部使用することができるのだから、問題ないよね!

 


さてこんな感じでオチなどないが、むしろ出オチしているが、この辺で終わりにしたい。今後分かったことがあればボツボツ書いてゆこうと思う。では。

Posted at 2014/08/24 19:36:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 農業機械 | 日記
2014年08月24日 イイね!

かわいいトラクター

かわいいトラクター我が家のトラクター(三菱製で爺さんが買ったやつ)は年間稼働時間が少なく、一時期全く使用していない期間があったためバッテリーを充電してもすぐに放電してしまい、使う度に充電する必要があった。バッテリーを更新しても結局は同じことである。
セルなしで起動できるトラクターが欲しいなーと言う訳で、それを探すことに。(この時点でかなり動機がおかしいがそこは突っ込んではいけない。・×・)
しかし、セル無し起動のトラクターなぞかなり車種が限られてくる。もちろん最低限の条件として私のストライクゾーンに入ってくる必要性がある。
最も有名どころの日の本トラクターのMB1500、15馬力が格安であったため購入した。こいつはうちの三菱の倍くらい古い年式の割に同程度の稼働時間、そしてなにより車体は新車かと思うほど綺麗だった。さすがにエンジンは少々油で汚れていたが・・・
しかしこいつには一つ重大な欠点があった。耕耘幅の長さが左右約20cm、合計約40cmも短い。これでは耕耘機と変わらない。トラクターとしてコレクションには良いかもしれないが実用はできない。仕方がないので取り付けられそうなロータリー延長軸を探してみるも中々出てこない。
仕方がないのでMB1500はお蔵入りとなってしまった。


が、ここへ来て農機具王がやってくれた!合いそうな日の本のロータリー軸を出してくれたのである!車体ごと
もちろん購入した!要するにトラクターが1台増えてしまったのである!


駄目だこいつ・・・




さてコイツは、MB1500より一回り小さい。が、代掻き専用に使っていたのか延長軸により標準より長くしてある。それをMB1500に移植すればちょうど良くなるくらい。(合わなかったらその時は開き直るわいw) そしてこいつは小さくて可愛い。可愛いは正義である!空冷単気筒ハイオクタン灯油エンジンに、耕耘機のようにベルト駆動するという構造は私にはドストライクなのだ。
しかし、マニアックすぎる構造のため、元の持ち主はスクラップにする気満々、売り手の農機具王ですら癖のあるエンジンに手を焼き、一ヶ月様子を見て売れないようであればスクラップにしてしまう腹だったらしい。どうやらスクラップ寸前で間に合ったらしいが、状態は良く、使用時間は驚異の200時間台である。

かくして、ガラクタは着実に増えてゆくのであった。

農機具王に日の本を引取りに行った時に、三菱の85が外に放り出されていた。いいなーと思いつつ、ディーゼルであった事と、きっちり日の本が収まるサイズのトラックで行ったため持って帰るのをやめた。聞いたところによると海外へ輸出されるそうだ。悲しいことであるが、仕方がない。他クボタのトラクターが数台外に出されており同じ運命をたどるそうだが、新しいので気にならない。丁度コンバインの書入れ時だったらしく売れなさそうな奴は屋外へ出されるそうだ。私の日の本はその筆頭だったとか。そこまで冷遇しなくても・・・・

雑記
さて、この日の本MBシリーズバリエーションも多々あり、それなりに残っているはずだが、画像はともかく動画がやたら少ない。ひとつ凄まじいのがあるが、それ以外は、全くといっていいほど見当たらない。

テーラー先生のドライヴィングテクニックも然ることながら、車体自体の胴回りの細さ、尺の短さがこの俊敏なる動きを可能にしている。普通のトラクターでは絶対に真似できない。


こちらはOEMと思われるイセキMB1100だが、井関60年史にには全く登場しない。どうやらヰセキの黒歴史のようである。


伝説の重機、日の本コンバック。前に排土板、後ろにバックホウを取り付けた日の本トラクターである。機会があれば手に入れたい。
Posted at 2014/08/24 00:59:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 農業機械 | 日記
2014年03月16日 イイね!

修理

先日のティラーことロビンエンジンの動力三輪車(正式名称ノザワ動力三輪車)ですが、エンジン生きてました。(良かった(´∀`))
プラグを外しリコイルすると火飛びました。あとはキャブだけということでバラして清掃、組立。しかしキャブが耕運機と違って弄りにくい・・・なんとか格闘し組み立て完了。
エンジンかかりました・・・が、アイドルが安定しない(´・ω・`)再度整備します。(今度)

とりあえずエンジンかかったので、乗ってみました。
感想
・遅い!高速でも普通のティラーの半分・・・よくこんなのじいさん使ってたな。(;^ω^)
・しかも、曲がれない!椅子に乗っていると左右クラッチを切っても方向が曲がって行かない!どうやら左右クラッチを切りつつ足元のタイヤについてる棒で方向転換をかけるらしい。なんで普通のティラー買わなかったんだよ。昔は耕運機あったのに・・・
・唯一の利点は山の荒田まで入っていけるところ。資材の運搬には役立ちそう。


そして山の荒田へ草刈というか笹刈へ。20年来放ったらかしにしているのですっかり笹場畑になってしまいました。使用するのは例の耕耘機を改造した草刈機(改) この写真の時より改造してます。背の高い草もこれなら刈れます。


このあたりの土地は山手であるにもかかわらず海上(カイジョウ)といって、その由来は昔は海のように広い深い沼だったとか。従って超湿田。東部戦線の泥沼並み。水が湧いているところも・・・水はけが悪いところは笹はあまり生えていませんが、全体的に刈るので当然そこにも突っ込む。猪が掘った穴にはまり機械がひっくり返ることも・・・ 去年刈ったろことはまだいいのですが20年放ったらかしにしてたところは笹が生い茂り約2mほどに・・・しかも密生しているので刈れても自分が先に進めない・・・そして草刈機を酷使した結果。




ベルトが切れ、テンションプーリがブッ壊れました。Ω\ζ゚)チーンッ…
ちょうどマギの時間になってまいりましたので、撤収。
テンションプーリーは修理決定(´;ω;`)

でもそれなりに成果は上げましたよ。
beforは撮り忘れましたが(笑)

草刈機お疲れ様でした。

Posted at 2014/03/16 20:38:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 農業機械 | 日記
2013年10月14日 イイね!

脱穀機 発掘

脱穀機 発掘うちには昔使っていた古い農業機械は有りませんでした。

(母方の)じいちゃん家には藁カッターぽいもの、発動機など古いガラクタが小学6年時に納屋を取り壊すまで残っていましたが、自分の家にはそういった物を見た記憶が殆どありません。
その理由に、兼業農家であった事、耕耘機などが出てきた時期には近所数人で共同の農機具を所有していた事、昭和の終わり~平成の初期にかけて住居以外の古い建物を立て替えたことが考えられます。
(例外的に年式不明(昭和四〇~五〇年代?)の青っぽいティラーはありましたが自分が3~4歳くらいの時じいちゃんが他人に譲ってしまったので殆どうる覚え。)

さて、この足踏み式の脱穀機ですがそんな我が家にほとんど唯一、田の草取り機等と一緒に残った当時からの数少ないものです。


日橋A型 昭和廿二年四月の製造だそうで。

存在自体は小さい頃から婆さんにあるというのは聞いていましたが、どこにあるのか全く不明でした。
農業倉庫にあると言われて探してみたが見つからず、じゃあ山の倉庫に持っていっったかな?と言われ探してみたが見つからず、諦めて一〇年以上忘れてました。
そして、数年前それっぽいのを山の倉庫の一番わかりにくい奥の方に見つけましたが畳が前面を塞いでおり引っ張り出すのを断念。そして今日、畳をどかして発掘してみました。

出してみてやや感動!昭和22年の文字に感慨深いものを感じます。
少なくとも20年以上放ったらかしでも各部ちゃんと動作しました。

暇を見て山の倉庫から降ろしてくる予定です。
Posted at 2013/10/14 19:47:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 農業機械 | 日記
2013年09月08日 イイね!

揚水機の試運転

揚水機の試運転をしました。


ベルトは外れませんでしたが、パイプの方は外れちゃいました。
まあ、しっかり取り付ければなんとかなるでしょう。
Posted at 2013/09/08 19:57:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 農業機械 | 日記

プロフィール

「どうやら我が国最初の空冷2サイクル灯油エンジンはトヨタが開発したらしい。自分(トヨタ)がそう言っているのだから多分そうなんだろう。逆にいえば世界にはそれ以前に2サイクル灯油エンジンを造ったメーカーがあるってことだな。何処かは分からんけど。」
何シテル?   08/15 19:58
趣味:骨董品(ガラクタ)収集。重機とか農業機械とか詳しくないですが好きです。 重度の耕耘機萌です。
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